【YouTube人気動画】週間動画再生数<音楽>~INI3週連続圧倒的1位/スラムダンク関連ランクイン~(12月19日)

By DigitalCreators編集部 / 2022年12月21日

YouTubeランキング(デジタルクリエイターズ)【音楽】1219

今回は、12月12日〜12月18日にYouTubeで公開された音楽動画の週間再生数ランキングTOP15を発表。尚、対象は、「歌ってみた」「踊ってみた」などのカバー動画を除くライブ映像を含む音楽関連動画とする。

男性アイドルグループ『INI』が3週連続で圧倒的再生数を獲得し、新曲『SPECTRA』のパフォーマンス動画が1位(563万再生)に、そして『BAD BOYZ』のパフォーマンス動画も7位(83万再生)にランクイン。

2位(280万再生)にはアニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマ、『Aimer』『Deep Down』がランクインした。

3位(256万再生)には、一昨年公開された『NiziU』の曲、『Make you happy』の一発撮りパフォーマンス、『THE FIRST TAKE』がランクイン。

5位(104万再生)『10‐FEET』10位(46万再生)『WANDS Official』など、絶賛公開中の映画『SLAM DUNK』関連の動画も注目を集めている。

音楽動画再生数ランキングTOP15

INI(1,7位)

12月14日にリリースされた『INI』の1stアルバムに収録されている『SPECTRA』のパフォーマンス動画が1位にランクイン。

先週、先々週に引き続き2位と大きな差を付けて1位にランクインした、男性アイドルグループ『INI』。

今回ランクインしたのは、2022年の12月1日に公式ミュージックビデオが公開された『SPECTRA』のダンスパフォーマンス部分に集中した映像。ミュージックビデオではカットされたダンス映像もフルで見ることができる。

和風テイストの曲調に合わせて力強く踊る様子や、11人という人数を生かしたフォーメーションを楽しむことができる。背景や周りのセットが雪景色から炎が燃え盛るセットへと変化していく映像がとても臨場感があり、曲の盛り上がりを感じることができ、それぞれのメンバーの個性が光るダンスを余すことなく楽しめる。

コメント欄では日本語だけでなく英語や韓国語、スペイン語でのコメントも散見され、国外からの人気も大きく獲得している様子がうかがえる。

『INI』の1stアルバム『Awakening』に収録されている楽曲、『BAD BOYZ』のパフォーマンス動画が7位にランクイン。

『ウィル・スミス』が主演を演じた1995年のアクションコメディ映画、「Bad Boys」のオマージュを含んだ楽曲。

体育館のバスケットコートのようなネオンなセットを舞台に、黒を基調としたストリート衣裳で踊る『INI』のメンバー。低く刻むようなサビだけでなく、高音のロングトーンで非常に高い歌唱力を遺憾なく発揮している。アップテンポでかっこいい曲調に、思わず体が動いてしまいそうになる。ダイナミックで力強い踊りも相まって、凛々しく独特な雰囲気が表現されている。

Aimer Official YouTube Channel(2位)

TVアニメ『チェンソーマン』第9話のエンディング・テーマ『Deep Down』のミュージックビデオ。

2022年12月14日発売のミニアルバムに収録されている、『Deep Down』のフルミュージックビデオが公開された。作詞を『aimerrhythm』、作曲を『永澤和真』が担当している。

アニメのエンディングでは耽美なアニメ映像を背景に流れた楽曲だったが、公式ミュージックビデオではディレクターに映像作家『小島央大』を迎え、数人のキャストによる実写映像となっており、キャストたちの悲哀の感情あふれる表情や、感情をむき出しにした動作に目が奪われる。

歌詞の一言一句が丁寧に歌われ、ビブラートのかかり方がとても芸術的である。深く刻み込むような歌声が印象的な、暗く儚い雰囲気の曲となっている。

THE FIRST TAKE(3位)

『NiziU』が『THE FIRST TAKE』に初登場した映像が3位にランクイン。

2年前、TikTokなどの動画投稿サイトを中心に大流行した『NiziU』の『Make you happy』。サビ部分の縄跳びを飛んでいるようなダンスの振り付けが大流行し、多くの人の間で話題になった。本家ミュージックビデオの再生数は3億を超えている。

初めての『THE FIRST TAKE』に緊張した様子で挑む9人。「楽しもう」という意気込みを声に出し、音楽を始める合図を出す。まるで音源そのままのような歌声にコメント欄は、

これ音源だろってくらい上手いな

このグループについて全然詳しくないけど、可愛すぎて歌が上手すぎて連続で再生した!すごい!!

という風にWithU(『NiziU』のファンネーム)以外からも感想が寄せられた。

LittleGleeMonsterYT(4位)

『Little Glee Monster(以下、リトグリ)』新体制後初のミュージックビデオ。

結成から8年の2022年、『芹奈(元Little Glee Monster)』と『manaka(元Little Glee Monster)』が卒業した『リトグリ』。そこで『リトグリ』、Sony Music Labels、ワタナベエンターテインメントが共同で、『リトグリ』の新メンバーを選出するため『M∞NSTER AUDITION』を開催した。オーディションにて新たにメンバーに選出されたのは『ミカ』、『結海』、『miyou』。本動画は新メンバーを加えて6人になった『リトグリ』始動を飾るミュージックビデオである。

オーディション時のドキュメント映像や6人のレッスン映像、2022年11月27日恵比寿ガーデンプレイスで開催されたフリーライブの映像を見ることができる。華やかな雰囲気の中で力強く歌声を発揮する新メンバーたち。新『リトグリ』に対するそれぞれの想いや意気込みが感じられるミュージックビデオである。

10-FEET(5位)

ロックバンド『10-FEET』が手掛けた、12月3日に公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌『第ゼロ感』のミュージックビデオ。

暗い背景をバックに照明に照らされながら演奏する『10‐FEET』や、バスケをプレイする迫力のある実写映像で構成されたミュージックビデオになっている。疾走感のある曲に合わせて実際のバスケ試合のように躍動感のあるシーンがいくつも切り替わっていく映像である。

ChroNoiR(6位)

『にじさんじ』所属のVtuber『叶』と『葛葉』によるユニット、『ChroNoiR』が楽曲『シネマ』を歌ったオリジナルミュージックビデオ。

『ChroNoiR』が今回歌ったのは、作曲家『Ayase』が2021年にスマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat.初音ミク」に提供した楽曲『シネマ』。

映画館に2人で座る『叶』と『葛葉』の絵や、2人の様々な立ち絵で展開していくミュージックビデオ。2人の相性の良い声質が聞いていてとても心地よい。爽やかながらそれぞれの今までの活動の歴史やそれに対する想いが感じられるような、感情のこもった歌唱動画となっている。

クリープハイプ(8位)

 

『クリープハイプ』のアリーナツアーのタイトルにもなっている『本当なんてぶっ飛ばしてよ』のミュージックビデオが8位にランクイン。

2023年3月11日幕張メッセ国際展示場にて『クリープハイプ』のアリーナツアー「本当なんてぶっ飛ばしてよ」が開催決定。加えて2022年12月29日から2023年1月16日の期間で渋谷PARCOにて開催予定の『クリープハイプの声をシャワーのように浴びる展』が開催決定。本動画の楽曲『本当なんてぶっ飛ばしてよ』はこの展覧会のテーマソングにもなっている。

昭和レトロポップのような世界観のミュージックビデオで、バンドメンバーの4人の演奏が見れる映像になっている。不思議で懐かしい世界観の曲調と色合いで、日常を忘れて元気になれるような曲である。

けいちゃん / Keichan(9位)

フリースタイルピアニスト、『けいちゃん』によるアルバム『聴十戯画』が2022年12月14日に発売された。その表題曲である『Edo』のミュージックビデオが9位にランクイン。

圧巻のピアノパフォーマンスに合わせて幻想的な映像が漂い、電子音やギターなどの音と未来的なハーモニーを奏でている。一心不乱にピアノを演奏する様子はさながら神様のような雰囲気すらただよっている。神秘すら感じ取れるミュージックビデオで、目で見ても耳で聞いても楽しむことができる映像となっている。

WANDS Official(10位)

2022年夏に配信シングルとしてリリースされ大きな話題を呼んだ、『世界が終わるまでは…』『WANDS』第5期バージョンのミュージックビデオが公開され、10位にランクイン。

『世界が終わるまでは…』は1994年にリリースされたロックバンド『WANDS』のシングル。1993年から1996の間で放送されたTVアニメ『SLAM DUNK』第2期エンディングテーマであった。

何度かの解体やメンバーの脱退、加入を経て結成された『WANDS第5期バージョン』。新たなボーカルによる歌唱に対してコメント欄では、

スラムダンク世代です。今バージョンは初めて聞きましたが、めちゃくちゃかっこいいですね!!

めっちゃかっこいい!こっちはこっちの良さがあってすごいいいと思う

とても懐かしくそれでいてバスケに夢中だったあの頃の熱い気持ちが甦りました、ありがとうございます。

といった声が寄せられ、時を越えて愛される様子が見られた。

 

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