【YouTuberランキング】7~9月動画再生数ランキング<キッズ&ファミリー>~こたみの6動画&HIMAWARI3動画ランクイン~(7月〜9月)

By DigitalCreators編集部 / 2022/10/13

YouTubeランキング(デジタルクリエイターズ)【キッズ】

7月1日〜9月30日に公開されたキッズ向け動画の3ヶ月動画再生数ランキングTOP20を発表。

今回のランキングでは、『こたみのチャンネル』がTOP10のうち6本、TOP20のうち8本ランクインする結果となった。

今回、TOP20にランクインしたキッズYouTubeチャンネルは6組で、その内、3組はデジタルクリエイターズを運営するアナライズログに所属している。

本ランキングは、視聴者対象を子供に設定しているキッズYouTuberが制作した動画で、視聴者対象を子供に設定している企業公式チャンネルや芸能人チャンネルや、玩具レビューなど人が登場しないYouTuberチャンネルは対象外としております。(本データは、10月5日(木)に集計しております。)

【キッズ&ファミリー案件動画再生数ランキングTOP20】

こたみのチャンネル(アナライズログ)(1,3,4,5,7,8,11,18位)

見事1位にランクインした動画は、『こたみのチャンネル』の映画「ゴーストブック おばけずかん」とのタイアップ動画

公開された7月18日からわずか2ヶ月半で再生回数が950万回を超えている(現在は1003万回)ヒット動画。

動画の内容は、寸劇で映画の内容に沿った「お友達を救うため、おばけをずかんに閉じ込め、願いを叶える」というものになっている。

お友達を救うため「おばけが出て、ずかんのヒントをもとに倒す」ことを4回行っており、「次は何のおばけだろう?何が起こるのだろう?」と動画が進むごとに展開の期待感が膨らむ点が子どもたちにとって飽きづらく、最後まで見られるポイントだったのではないか。

また、映画と同様の小道具(おばけずかん)を使用したり、図鑑坊の声が実際に図鑑坊を演じている釘宮理恵さんの声だったりと映画の世界観をそのまま守りつつ、おばけのかわいらしい見た目や、パパとみのちゃんとの掛け合いで『こたみのチャンネル』のカラーも強く出ていたため、映画に沿った内容でも受け入れられたと考える。

見事3位にランクインした動画は、『こたみのチャンネル』の「トイザらス」とのタイアップ動画

動画の内容は、寸劇でみのちゃんと赤ちゃんがトイザらスでお仕事体験をし、最後はおもちゃで遊ぶというもの。

今回の動画は、キッズに人気のコンテンツである「良い子?悪い子?」という良い子の例と悪い子の例を挙げ、ルールとマナーを伝える動画の要素を含んでいる。みのちゃんが、お仕事をせず遊ぶシーンやお客さんにおもちゃを勧めるシーン、最後にお家で遊ぶシーンでも多くのおもちゃが登場し、見た子どもたちがトイザらスに行きたくなるような工夫がされている。

4位の動画は、『こたみのチャンネル』の手洗い、歯磨きをテーマにした寸劇動画。

今回の動画は、過去に制作した動画の総集編になっており、子どもたちに「清潔に保とう」という教育コンテンツを含んでいる。

外から帰ってきて靴下をそのままにし、手を洗わないみのちゃんや、お菓子を食べても歯磨きしないこたくんに悪さをするバイキンを、みのちゃんがやっつける内容になっている。最後には、靴下を洗濯機に入れたり、手を洗ったりとどのようにすればいいかも紹介している。

5位にランクインした動画は、『こたみのチャンネル』の「鈴鹿サーキット」とのタイアップ動画。

動画の内容は、水道から流れてしまった鈴鹿サーキットに流されてしまったみのちゃんがミッションをクリアするというもの。

キッズでは、水道や下水道に流れてしまった・流されてしまった動画や逃走中のようなミッションを一つ一つクリアする動画は非常に人気のコンテンツ。

今回の動画では、ミッションの一つ目に「ハンターから逃げ切る」というものがあり、サングラスをかけたパパがみのちゃんを追いかけ、2つ目以降のミッションは鈴鹿サーキットのアトラクションやグルメ、スポットを使ったものになっており、動画の展開と鈴鹿サーキットのどちらも楽しめる内容になっている。

7位の動画は、『こたみのチャンネル』の映画「ミニオンズフィーバー」とのタイアップ動画

撮影は、USJで行われている。動画の内容は、悪党になりたいみのちゃんが修行をするというもの。

撮影がUSJで行われていることから、たくさんのミニオンが登場している。

また、今回ミニオンのような衣装を着たみのちゃんや、カンフー用のチャイナドレスを着たみのちゃん等映像としても子どもたちを惹きつける要素が多くあった。

さらに、パパは映画に登場する悪党チームのリーダー、ベル・ボトムに似せていたり、みのちゃんが大事なものと石を交換してしまっていたりと映画の内容も動画に取り入れられている。

8位の動画は、『こたみのチャンネルの「株式会社ハート」の「スライミーポットジェリー」とのタイアップ動画

動画の内容は、スライムをテーマに行う学校ごっこ。

みのちゃんは、先生役と生徒役の2役をこなし、『こたみのチャンネル』ではお馴染みのパパとのやりとりを楽しむことができる。

授業は全部で3つあり、1つ目はスライム作り、2つ目は「スライミーポットジェリー」作り、3つ目は飴食い競争のようなもので、手でスライムの中から鍵を見つけ出すというもの。どれもスライムが登場するため、とても自然な流れで「スライミーポットジェリー」が紹介されている。

11位の動画は、『こたみのチャンネル』のお出かけスポットである『はまぎんこども宇宙科学館』にて撮影された寸劇動画

動画の内容は、みのちゃん、パパくんの世界のお菓子がマギマギにとられてしまい、マギマギを捕まえるため、宇宙科学館で修行し捕まえるというもの。科学館で、マギマギを見つけ攻撃するとお菓子を少しずつ返してくれ、みのちゃんとパパくんは、子どもたちに大人気な「地球グミ」や「ナーズロープ」をゲットする。

科学館内にあるおもしろいゲームを楽しみながら、マギマギを捕まえるというミッション性のあるストーリーが良かったのではないか。

また、みのちゃんは宇宙を彷彿とさせたシルバーの衣装を着ていたり、マギマギを攻撃するためのビームがカラフルであったりと見ている子どもが目を離せないような工夫がされていた。中でも、マギマギが素早くポップな動きをしながら逃げるシーンは、目を凝らして見る必要がある。

18位の動画は、『こたみのチャンネル』の「タカラトミー」の「L.O.L.サプライズ!」とのタイアップ動画。

動画の内容は真のクイーンをテーマにした学校ごっこ。みのちゃんのお友達とみのちゃんで、ファッションやメイク等の対決を5回行い、勝った人がL.O.L.をもらえる。みのちゃんたちが目指すクイーンと海外テイストのL.O.L.の世界観がマッチしている。

 

HIMAWARIちゃんねる(UUUM)(2,6,9,13,14,15,16,19位)

見事2位にランクインした動画は、『HIMAWARIチャンネル』のオリジナルドラマ「まーちゃんおーちゃんのないしょの冒険~お人形様と鈴の精霊~」第2話だった。あらすじは、夏休みにおばあちゃん家を訪れたまーちゃんとおーちゃんが、悪魔の力によって連れ去られてしまった人々のため、金の鈴、銀の鈴を集めて救うというもの。

まーちゃんとおーちゃんが困難に立ち向かう姿や姉妹の絆が描かれており、映画級のクオリティだったため、多くの子どもたちに支持されたのではないか。

今回のランキングでは、第1話が13位、第2話が2位、第3話が16位、第4話が6位と全てTOP20入りを果たしている。

9位の動画は、『HIMAWARIちゃんねる』と「まずは見てみる、やってみる!」を合言葉に、小中学製を対象とした『ボンボンTV』とのコラボ動画。

動画では、チャンネル対抗のバトル動画となっており、当たりのトッピングを引く「アイスクリームトッピング 右?左?どっち対決」や瓶の中のコルクを出す「コルク出し対決」、「変顔対決」、「ふうせん割りゲーム」と全4つの対決をしている。ゲームの内容は、動画を見ている子どもたちにも真似できるものになっている。

14位の動画は、『HIMAWARIちゃんねる』のかくれんぼ動画。

HIMAWARIちゃんねる』では、かくれんぼが大人気コンテンツになっており、今回はまだ家具が入っていない新居でのかくれんぼ。家具がないので、隠れる場所が少ない中、まーちゃん、おーちゃん、ママが隠れる。結果は、ママは見つかってしまうものの、まーちゃんとおーちゃんはピンチがありながらも最後まで隠れることができた。

15位の動画は、『HIMAWARIちゃんねる』と『ボンボンTV』のコラボ動画。

HIMAWARIちゃんねる』ではおなじみのかくれんぼとは少し異なり、今回はよっちが花子さんになり、鬼のパパは花子さんは見つけず、他のメンバーを見つけるというルール。今回は、さまざまなセットがある場所で撮影されており、教室やトイレ、和室、リビング、電車等隠れる場所がたくさんある。その中で、花子さんがいるかもしれないという恐怖と戦いながら隠れているメンバーを探しているので、見ている人もドキドキしながら見ることができる。さらに、おーちゃんとどみちゃん、みーみのような絡みを見ることができる。

19位の動画は、『HIMAWARIちゃんねる』の日常動画。

新居に引っ越したHIMAWARI家が、引っ越しの片付けをする動画。新居の中の様子や、まーちゃん、おーちゃんの大事なものも見ることができる。特に、おーちゃんの大事なものの中には親友からもらったという手紙や学校で作った工作があり、キッズYouTuberとしてではなく、普段のおーちゃんの一面を見ることができる。

たけめいストーリー (UUUM)(10位)

10位の動画は、『たけめいストーリー』のオリジナルソング第6弾「夏休みパラダイス」。

今回は「夏休み」がテーマになっている。歌の途中にも「夏といったらなあに?」というキャッチーなフレーズがたびたび出て、夏関連のものが歌詞に詰まっている。

また、『たけめいストーリー』ではおなじみのパパ演じる「お母ちゃん」も登場する。

にじうさチャンネル(アナライズログ)(12位)

12位の動画は、『にじうさチャンネル』の寸劇動画。

様々なものをプッシュポップにできるステッキを手に入れた、りとくんが食べ物やものをプッシュポップにし、いたずらをするという内容になっている。大人気のプッシュポップを使った、面白くもあり、教訓もあり、思わず見入ってしまう動画であった。

Kaede and Ahtan / かえであーたんファミリーCHANNEL(17位)

17位の動画は、『かえであーたんファミリー』の寸劇動画。

今回は、同じくキッズYouTuberの『たけめいストーリー』、『こたみのチャンネル』も出演している。動画の内容は、今キッズYouTuberのトレンドになっている逃走中動画。他のキッズYouTuberは、逃走中の「走って逃げる」、「ミッションをクリアする」ことを中心にしているが、今回の動画は、BGMや時間制限、編集が逃走中さながらであった。

おーいじゅたろうくん(アナライズログ)(20位)

20位の動画は、『おーいじゅたろうくん』の寸劇動画。

動画の内容は、怒られてばかりのじゅたろうくんがママをアンドロイドにしてしまい、優しくてなんでも買ってくれるママにしてしまうというもの。最後には、アンドロイドママの充電がなくなって普段のママに戻ってしまい、悪さをしていたことがバレて怒られる。

「アンドロイドママ」は、多くのキッズYouTuberが動画を出している。アンドロイドママの性質は多種多様で、充電式のママ、なんでもしてくれるママ、求めていること以上をしてしまうママ等いる。そのため、大好きなアンドロイドママの充電がなくなり寂しい思いをして終わったり、いつものママが恋しくなったり、最後は普段のママに叱られて終わったりとママによって、動画のストーリーも変わる。「アンドロイドママ・ロボットパパ」は、アレンジがしやすいため、今後もキッズYouTuberで人気コンテンツになるのではないか。

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