【YouTubeランキング】週間動画再生数<音楽>~YOASOBI英語ver1位/BE:FIRSTラブソング披露/Hey!Say!JUMP新MV公開~(5月29日)

By DigitalCreators編集部 / 2023/06/01

YouTubeランキング(デジタルクリエイターズ)音楽特化0529

今回は、5月22日〜5月28日にYouTubeで公開された音楽動画の週間再生数ランキングTOP15を発表。尚、対象は、「歌ってみた」「踊ってみた」などのカバー動画を除き、ライブ映像を含む音楽関連動画とする。

1位にランクインしたのは『Ayase / YOASOBI』(734万再生)。以前公開されたTVアニメ「推しの子」の主題歌「アイドル」の英語バージョンが投稿され、大きな話題を呼び、世界中から注目を浴びている。再生数は第2位と2倍以上の差で、その人気の高さがうかがえる。

2位にランクインしたのは『THE FIRST TAKE』(215万再生)。ボーイズグループの『BE:FIRST』が出演し、楽曲「Smile Again」を披露した。『THE FIRST TAKE』からは4位にも動画がランクイン(132万再生)しており、そちらにはシンガーソングライターの『須田景凪』が登場し、自身の代表曲「シャルル」を披露した。

7位にはジャニーズから『Hey! Say! JUMP』(60万再生)がランクインており、昨年放送されていた『山田涼介』主演のTVドラマ「親愛なる僕へ殺意を込めて」の主題歌「ウラオモテ」のMVが公開され、話題となった。

音楽再生数ランキングTOP15

Ayase / YOASOBI(1位)

第1位にランクインしたのは、TVアニメ『推しの子』のOPとなった楽曲「アイドル」の英語バージョンのミュージックビデオ。

2位と2倍以上の再生数である734万再生を記録し、第1位にランクインした楽曲「アイドル」の英語バージョンMV。世界中で話題となっている大人気アニメ「推しの子」のオープニング曲である「アイドル」。アニメのオープニング映像も使用したミュージックビデオがとても華やかで、「推しの子」と楽曲の親和性が感じられる。

原曲である日本語バージョンの雰囲気を崩さず、ところどころ日本語の歌詞と同じように聞こえる工夫がなされた英語訳がコメント欄で絶賛されている。英語ならではのカッコよさも併せ持ち、非常に聴きごたえのある楽曲となっている。

THE FIRST TAKE(2,4位)

2位にランクインしたのは、一発撮りのパフォーマンスを披露するTHE FIRST TAKEに、ボーイズグループ『BE:FIRST』が出演した回の動画。

2021年11月にシングルをリリースしデビューを果たした7人組のボーイズグループ『BE:FIRST』。その1年後NHK紅白歌合戦にも出場し、大躍進を果たしている。その高いパフォーマンス力が人気で、今回のFIRST TAKEでも高い歌唱力を魅せている。

今回披露したのは楽曲「Smile Again」。今年4月にリリースされた3つ目のシングル表題曲で、大きな話題を呼んでいる楽曲である。『JUNON』ののびのびとして透き通った歌声から始まり、ピアノとストリングスでアレンジされた曲に合わせて感情のこもった、素晴らしい歌声を響かせている。

4位にランクインしたのは、一発撮りパフォーマンスを披露するTHE FIRST TAKEにシンガーソングライターの『須田景凪』が出演した回の動画。

2013年からボカロP『バルーン』として活動を開始し、2019年現在の名義で自身が歌手としてメジャーデビューを果たした『須田景凪』。今回は2016年にボカロP名義である「バルーン」として投稿し、爆発的な人気を獲得した楽曲「シャルル」を自身のカバーで披露した。

コメント欄には本人からのコメントが投稿され、そこには

「音楽を作り始めた頃のこと。 信じたものを表現しようと思えた時のこと。 色々なことを思い出しながら歌わせて頂きました。 これからも、この音楽を聴いてもらえたら幸せです。 どうぞよろしくお願いします。」

と、自身のパフォーマンス時の心境が語られている。

6年以上経った今でも新鮮さを感じさせる楽曲と歌唱が心に響く動画となっている。

優里 Official YouTube Channel(3位)

3位にランクインしたのは、シンガーソングライターである『優里』の新曲「アストロノーツ」のミュージックビデオ。

紙芝居を模したミュージックビデオは、「旅立ったはるか宇宙から大切な人へ想いを馳せる」というコンセプトで作られた、切ない家族愛を描き表したストーリーとなっている。ストーリーとイラストを担当しているのはこれまでも様々なアーティストのミュージックビデオなどを担当してきた映像ディレクター『新宮良平』。『優里』の強く温かい歌声とストーリー内容、そして独特の世界観を放つイラストがマッチした、温かく心に残る動画となっている。

本楽曲は現在発売中の優里2ndアルバム「弐」に収録されている。

椎名林檎(5位)

5位にランクインしたのはシンガーソングライター『椎名林檎』の新シングル「私は猫の目」のミュージックビデオ。

独特な世界観で支持を集めている『椎名林檎』が、ニューシングル「私は猫の目」のミュージックビデオを5月24に公開した。公開と同時にCDシングルの発売も開始されている。

自身が博多にて活動していたころのバンド仲間『時律梨乃』『田渕ひさ子』『BIGYUKI』とのセッションが果たされた本楽曲は、シックでかっこいい雰囲気と猫のような怪しい可愛さが混在した、独特な雰囲気がとても魅力的だ。

yama(6位)

6位にランクインしたのは、ミュージシャン『yama』による楽曲「slash」のミュージックビデオ。

本動画に使用されている楽曲「slash」は、現在放送中のTVアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第2期のオープニング曲に起用されている。

ミュージックビデオ内には『yama』本人を被写体としたキャラクターが登場し、壮大なアニメ映像となっている。キャラクターデザインは人気イラストレーター『JUN INAGAWA』が担当しており、概要欄には本人から、

自分にとって、実在の被写体あっての描き下ろしは初めてだったんです。 でも、お互いのサブカル的な偏好や素養が結構近かったり、GORILLAZで盛り上がったりしたので、スムーズに表現することができました。 いつも纏っているマスクがこの“ニューyama”ではそれ自体、本人とは別人格を持ち合わせているとか、スタチューの“ムニ”が隠れキャラになっているとか……アイデアをたくさん取り入れさせていただきました!

といった、制作の裏側を語るコメントが寄せられている。

Hey! Say! JUMP(7位)

7位にランクインしたのは、ジャニーズ事務所所属の男性アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』のニューシングル「DEAR MY LOVER / ウラオモテ」に収録されている楽曲「ウラオモテ」のミュージックビデオ。

「ウラオモテ」は2022年10月から放送されていたTVドラマシリーズ「親愛なる僕へ殺意を込めて」の主題歌に使用されていた楽曲。「親愛なる僕へ殺意を込めて」には、『Hey! Say! JUMP」メンバーの『山田涼介』が主演で出演している。ドラマの内容にあった、「多重人格」をテーマとした見ごたえのあるミュージックビデオとアップテンポでダークな雰囲気の曲が素晴らしい。

ニューシングルは2023年5月31日に発売開始される予定だ。

Vaundy(8位)

8位にランクインしたのはシンガーソングライター『Vaundy』が昨年披露したスペシャルライブのノーカット生配信動画。

今回、『Vaundy』の1stアルバム「strobo」リリース3周年記念として、2022年にWOWOWにて放送されたライブ「Vaundy Museum Live」が5月27日にYouTube上で生配信された。

映像が収録されたのは岐阜光ミュージアム。楽曲「東京フラッシュ」をはじめ、「踊り子」や「不可幸力」、「花占い」など多数の楽曲が披露されている。

光と影ののコントラストが特徴的で現代的にも関わらずノスタルジー溢れる映像が楽曲も相まってかっこいい。

ATARASHII GAKKO! – 新しい学校のリーダーズ(9位)

9位にランクインしたのは4人組のパフォーマンス集団『新しい学校のリーダーズ』による楽曲「青春を切り裂く波動」の振り付け動画。

楽曲の公式ミュージックビデオは5月29日に公開されており、本動画とは別の動画となっている。楽曲は、映像配信サービス「Lemino」にて配信されているドラマ、「対ありでした。 〜お嬢さまは格闘ゲームなんてしない〜」の主題歌に起用されている。

本動画はローアングルから撮影された、「青春を切り裂く波動」のダンス動画で、4人全員を映した全体のパフォーマンスをフルで見ることが出来る。『新しい学校のリーダーズ』の独特でかっこいいパフォーマンスを公式ミュージックビデオとはまた違った形で楽しむことが出来る動画となっている。

ウォルピス社(10位)

10位にランクインしたのは歌手の『ウォルピスカーター』が歌う、楽曲「ラディーチェ」のミュージックビデオ。

歌唱は歌手として活躍する『ウォルピスカーター』、作詞作曲はボカロP、ソングライターとして活躍する『Neru』、ミュージックビデオのイラストはポップでかわいい絵柄で人気のイラストレーター『Gurin』が担当している。

本動画に使用されている楽曲「ラディーチェ」はTVアニメ「ニンジャラ」のエンディングテーマとなっており、アップテンポで明るい曲調の元気溢れる楽曲となっている。

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