【YouTubeランキング】<音楽>週間動画再生数~ClariS,堂本剛1位&4位/藤井風MV2位~(10月3日)
今回は、9月26日~10月2日にYouTubeで公開された音楽動画の週間再生数ランキングTOP15を発表。 尚、対象は、「歌ってみた」「踊ってみた」などのカバー動画を除き、ライブ映像を含む音楽関連動画とする。
1位は、アニソン界の大人気ユニット『ClariS』が登場した『THE FIRST TAKE』がランクインしており、さらに4位には、9月16日に公開された『街』が573万再生を突破した『ENDRECHERI』の『これだけの日を跨いできたのだから』がランクイン。
2位には、TikTokや各配信チャートでも高い人気を誇る『藤井風』の新曲MV『damn』がランクインしている。
【音楽再生数ランキングTOP15】
THE FIRST TAKE(1,4位)
アニソン界の大人気ユニット『ClariS』が初登場し、『魔法少女まどか☆マギカ』の超人気曲『コネクト』を披露している。
『ClariS』は元々顔出しをせずに活動していたユニットであったが、デビュー10周年を迎えた2020年に初めて顔出しをし、サラなら飛躍を遂げている。
9月25日には「フジテレビTWO」にて2人の密着番組が放送されており、関心の高さがうかがえる。
『堂本剛』が2017年に、集大成として始動させたソロプロジェクト『ENDRECHERI』。デビュー20周年を迎えた彼が、『THE FIRST TAKE』に登場。 披露したのは、2006年に『ENDLICHERI☆ENDLICHERI』としてリリースしたアルバム『Coward』に収録されている『これだけの日を跨いで来たのだから』。堂本剛のボーカルと、ピアノ2本のシンプルな編成でしっとりとナチュラルに、それでいて力強いパフォーマンスとなっている。
Fujii Kaze(2位)
『藤井風』が9月30日にリリースした『damn』のMVが2位にランクイン。同曲は今年発売した2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』の収録曲。
MVは冒頭、鏡に映る『藤井風』のクールな表情から始まる。無造作な長髪が印象的な彼だが、MVでは髪をスタイリッシュにセットしている。そのままステージで歌を披露する藤井だが、観客は退屈そうで冷ややかな視線を浴びせられる。楽屋に戻り、顔を洗って再登場するとステージには立たずに、自ら水をかぶって外に飛び出した。ジャケットを脱いで踊る姿は滑稽だが、生き生きとした表情で全力ダンスを見せる。最後には、渾身の変顔と謎のポーズを見せて映像が終わる。
岩田剛典(3位)
10月12日発売の1stアルバム『The Chocolate Box』に収録される楽曲『Only One For Me』のMVが3位にランクイン。楽曲に込められたメッセージと同じく、MVも“愛”をテーマに制作された。
楽曲について岩田は、
このアルバムを聴いてくださった全てのファンの皆さんに贈りたい楽曲です。
ファンの皆さんの様々な人生をイメージしながら、自分のこれまでで感じてきた経験や価値観を投影しつつ、普遍的な愛を歌詞にしました。
僕からのファンの皆さんへの想いを込めた楽曲でもありますが、親子や夫婦、友達や恋人など、心の中に大切な人がいる全ての方に聴いて頂きたい楽曲です!
とコメントしている。
Ayase / YOASOBI(5,6,11位)
YOASOBIの新曲で、2022年10月2日にプレミア公開された『祝福』のMVがランクイン。
新曲は、10月2日から本編が放送開始となるTVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のオープニングテーマで、10月1日に配信リリース。同アニメのシリーズ構成・脚本を担当する大河内一楼が本楽曲の為に書き下ろした小説『ゆりかごの星』が原作となっている。MVは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主人公・スレッタと主人公機“ガンダム・エアリアル”など作中のキャラクターが登場するスペシャル映像となっている。
Ayaseが、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』への提供楽曲『シネマ』のセルフカバーのMVを公開した。セルフカバーは、人気楽曲『夜撫でるメノウ』以来約1年ぶり。MV映像はまるで昔のファミコンゲームの様なドット絵のアニメーションで、VOCALOIDの特徴である機械音とマッチしている。
『シネマ』とコンパイルされた両A面シングルとして、配信リリースされた書き下ろし楽曲『飽和』MV。本楽曲は、Ayase歌唱としては初の完全オリジナル楽曲。別れに直面して語られる痛々しいほどストレートな歌詞が、繰り返されるメロディに乗って心に突き刺さってくる1曲。自身がコンポーザーとして参加するユニット『YOASOBI』とはまた異なる、本人歌唱だからこそ表現される生々しさが、艶やかなヴォーカルと相まって強い魅力を放っている。
ZORN Official(7位)
人気ラッパー『ZORN』の新曲『In The Neighborhood』のMV。 本作品は、映像作家の『山田健人』が担当している。まるでフィルムカメラで撮影したような、レトロな画質の映像が印象的で、スローテンポなビートにマッチしている。尚、 本楽曲が収録されたアルバム『RAP』は9月28日にリリースされる。
日向坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL(8位)
10月26日に発売される『日向坂46』の8thシングル『月と星が踊るMidnight』 収録曲『その他大勢タイプ』MV。本楽曲は、『影山優佳』『金村美玖』『富田鈴花』『上村ひなの』の4人によるユニット曲。アイドルらしいポップでどこか懐かしい歌謡メロディが印象的となっている。MVは、自分の部屋で時間をもてあましていた影山が「暇~」と他の3人にLINEをすると、富田が「内緒でライブやっちゃわない?」と提案。これに上村、金村が「やってみたい!」「おっ、いいねぇ!」と乗り気になり、4人で秘密のライブを開くというストーリ性あるものに仕立て上がっている。
DECO*27(9位)
『DECO*27』の新曲『Journey』のMVがランクイン。本楽曲は、ゲーム『プロジェクトセカイカラフルステージ!feat.初音ミク』の2周年を記念したアニバーサリーソング。MVのイラストは、『おむたつ』が手がけており、ディレクターは『yuka fujii』が担当した。キャッチーで可愛らしいメロディーと、聴く人を勇気づけ寄り添うポジティブな歌詞に、国内外から多くの賞賛コメントが寄せられている。
Hey! Say! JUMP(10位)
2015年に『Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2015 JUMPing CARnival』横浜アリーナ公演で披露された、「JUMPing CAR」のライブ映像。“これぞジャニーズ!”と言わんばかりの、キラキラとした衣装と爽やかでキュートなダンス、ポップなメロディーがマッチしている。メンバーたちはハンドルやタイヤなど、ドライブする様子を表現するように各々大きなアイテムを持っており、より可愛らしさを高めている。
BAD HOP(12位)
川崎を拠点とする8人組ヒップホップクルー『BAD HOP』。9月8日にリリースされたNew EP『BAD HOP HOUSE 2』収録曲『CALLIN’』のMV。ゆったりとしたメロウなフックが印象的な本楽曲。MV映像は、ビリヤードや居酒屋でお酒を交わす様子など、メンバーたちの日常感が漂っており、楽曲に合っている。
KinKi Kids(13位)
KinKi Kids YouTube Original Live 第11弾で、2005.11.16にリリースされたアルバム『H album -H・A・N・D-』の収録曲『恋涙』。作詞『堂本剛』、作曲『堂本光一』の合作。『堂本剛』の綴る女性目線の儚い歌詞と、「堂本光一」が作る切なくも美しいメロディが魅力的な一曲となっている。 コメント欄では、
KinKi Kidsの合作といえば愛のかたまりが有名かもしれないけど個人的には恋涙も今以上に評価されるべき極上の作品だと思う
KinKi Kidsって、 それぞれの世界観も素敵だけれど、 2人で紡ぎ上げる音楽の世界が さらに唯一無二で絶品すぎるんよな
など、賞賛の声が多く寄せられている。
マキシマム ザ ホルモン公式(14位)
アニメ『チェンソーマン』の挿入歌を担当することで、注目を集めた『マキシマム ザ ホルモン』。2005年リリースの1st DVD『Debu Vs Debu~デブ対デブ~』でしか観ることのできなかったMVをYouTubeで公開した。ホルモンらしさ全開の激しいロックに、上裸でモッシュする観客の様子が見られる刺激的な映像作品となっている。
幾田りら Official(15位)
『YOASOBI 』のボーカル『幾田りら』の新曲「スパークル」のMV。本楽曲は、ABEMAオリジナル恋愛番組『今日、好きになりました。』の主題歌として書き下ろされた1曲。切ない片想いをも前に進む糧にする等身大の歌詞が幅広い世代の心を掴み、配信から8ヶ月が経った現在もなおTikTokや各種配信チャートで存在感を示している『幾田りら』の代表曲。
映像監督 『山口祐果』が手掛けたMVは、過去を振り返りながらもそこから得たかけがえのない宝物を胸に前に進もうとするひとりの人間の姿を、ノスタルジックな映像とともに切り取ったロード・ムービーとなっている。