【YouTubeランキング】週間動画再生数<音楽>~米津KingGnu常田1位/JO1×富士山のパフォーマンスが3位~(11月28日)

By DigitalCreators編集部 / 2022年11月30日

YouTubeランキング(デジタルクリエイターズ)【音楽】1128

今回は、11月21日〜11月28日にYouTubeで公開された音楽動画の週間再生数ランキングTOP20を発表。尚、対象は、「歌ってみた」「踊ってみた」などのカバー動画を除くライブ映像を含む音楽関連動画とする。

1位(418万再生)は、編曲として携わった『常田大希(『KingGnu』)』『米津玄師』のライブに参加した映像で圧倒的な再生回数を獲得している。

2位(253万再生)はサッカーワールドカップのメインテーマソングである『KingGnu』の『Stardom』がランクインしており、常田が関わる楽曲が首位を独占する結果となっている。

3位(237万再生)にランクインした『JO1』は富士山をバックに湖上ステージでキレのあるダンスを披露し、人気を獲得している。

また4位には、あまりメディア出演をしない『PUFFY』が『THE FIRST TAKE』に初登場し、約2日間で223万再生を獲得している。

音楽動画再生数ランキングTOP20

Kenshi Yonezu 米津玄師(1,6,20位)

『米津玄師』 が「2022 TOUR / 変身」ツアーのファイナルで、大人気『チェンソーマン』の主題歌である『KICK BACK』を、『常田大希(KingGnu)』と共演した映像を公開。

アニメの世界観を連想させるような赤い光の中に包まれた舞台で、迫力のあるパフォーマンスが繰り広げられている。

途中から米津が自らカメラを持ち、自撮りをしながら歌ったり、常田を至近距離で撮影したりと遊び心のある演出も魅力の一つなのではないか。

常田の色気と迫力たっぷりのコーラスシーンは必見。

アニメ『チェンソーマン』の主題歌となっている『米津玄師』の『KICK BACK』の編曲を担当した『King Gnu』の『常田大希』と対談している動画が6位にランクイン。

「よね」と「だいき」と呼び合う2人は約6年の付き合いだといい、呼び方や対談中のリラックスした雰囲気で仲の良さがわかる。

元々、米津と常田で「チェンソーマンって面白いよね」という話をしていたところに、主題歌制作の依頼が来たため、「だいきとやったら万々歳じゃない?」と思い、声をかけたという。「言葉のリフみたいな音楽がいい」と発想を寄せ合った日を回想している。

イントロなどで使用されている「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」は、『つんく♂』は作詞作曲した『モーニング娘』の『We’re ALIVE』から取ってきたとし、感謝の気持ちを示している。

『チェンソーマン』のシリアスな面もありつつ、ギャグにもなり得る作品のテイストを織り交ぜたミュージックビデオを制作したかったとし、ダッシュするシーンが多かったため肉離れ寸前までになったというエピソードも明かし、気合を入れて取り組んだ姿勢が見て取れる。

今回のランキングで1位を獲得しているライブパフォーマンスでは、他のアーティストのライブに初めて参加したという常田は「会った時からすげえ有名だったアーティストのライブに俺がゲストで出て、わーってなるのがしっくりこない、成り立つの?」「頑張った」「2曲だけなのに足も疲れ手から血も出た」と裏話を明かしている。

※歌唱動画ではないが、アーティスト2人が共同制作した楽曲について対談しているため、今回はランキングの対象とする。

アニメ『チェンソーマン』の主題歌『KICK BACK』の制作秘話について話している動画が20位にランクイン。

“ツアー中に色々あった”“制作もしなきゃいけなかった”“MVの為の体づくり”など立て込んでいたのが一度落ち着いたタイミングの今「気が抜けている」とラジオ冒頭で明かしている。

最初に監督と話した際に「ジェットコースターのような楽曲にしてほしい」というオーダーを受けたと明かしており、その言葉通り何度も展開が変わる楽曲になっている。

歌詞に関しては、『つんく♂』は作詞作曲した『モーニング娘』の『We’re ALIVE』の“幸せになりたい”というフレーズからインスピレーションを働かせたとし、作品の悪魔がいる世界でシリアスさ、グロテスクスさが溢れる中、主人公の出自としても“幸せ”とは程遠いことを理解しつつ装飾して歌いたかったと話している。

1曲を制作する中に含まれている様々な思いを語っている貴重な動画になっている。

※歌唱動画ではないが、制作した楽曲について対談しているため、今回はランキングの対象とする。

King Gnu official YouTube channel(2位)

『King Gnu』の新曲『Stardom』のMVが4位にランクイン。本楽曲は、2022年のNHKサッカー番組全般のテーマソングとなっており、現在開催中のW杯を盛り上げる楽曲となっている。

楽曲について作曲者である『常田大希』は、「大変な時代を生き抜く全ての人々の、今日を生き抜くエネルギーになるような音を俺は鳴らしたかったのだと気付きました。そう思い立って作ったのがStardomです。」とコメントしている。

MVはCGやアニメーション技術を駆使した迫力あるものとなっており、熱戦を繰り広げる日本代表を奮い立たせるような楽曲にマッチしたものとなっている。

12月2日に控えるスペイン戦も勝利へと背中を押してもらえるのではないか。

JO1(3位)

日本が世界に誇るものやこと、場所を紹介し、日本を熱く盛り上げる「HOT JAPAN」プロジェクト。11月14日にプロジェクトが発表され、アンバサダーであることが明かされた『JO1』。

「HOT JAPAN」 プロジェクトを象徴するコンテンツ「HOT JAPAN Spectacle Video」の第一弾として、富士山の麓山中湖をステージとするパフォーマンス動画がランクイン。『Born To Be Wild』を披露した。ブラックやネイビーを基調としたジャケットスタイルで、シックに決めたメンバーたち。派手な照明や華美なセットではなく厳かな富士山をバックに、迫力あるパフォーマンスを見せている。

THE FIRST TAKE(4,11,14位)

 

『PUFFY』が『THE FIRST TAKE』に初登場し、1998年にリリースされた誰もが知る名曲で、最近ではTikTokでのダンス動画が大流行している『愛のしるし』を披露している。

この楽曲は『草野マサムネ(スピッツ)』が作詞作曲、編曲を『奥田民生』が担当している。

絶妙な“ゆるさ”と2人がユニゾン歌い上げる耳に残るキャッチーなメロディーが心地良い。

実際に2人がティンパニーを演奏する姿や、間奏やアウトロで披露されるギターやシンセサイザーの演奏にも注目である。

11月25日の22時に公開され、約2日間で223万再生を獲得しており、11月30日現在は約290万再生まで拡大している。

11位の動画では、台湾出身のシンガーソングライターである『韋禮安(WeiBird)』が『THE FIRST TAKE』に再び登場し、『R.I.P.』を披露している。

大切な人との決別や救いを求め縋るような歌詞を、切なく美しいメロディーと歌声で披露している。

全編英詞で紡がれているこの楽曲は、日本を含むアジア圏だけでなく世界中の人々に届く楽曲になっているのではないか。

初登場した際に披露した『Red Scarf 如果可以』は 200万再生を獲得している(11月30日現在)。

2017年に『秋元康」のプロデュースにより結成された、瀬戸内7県を拠点とするアイドル『STU48』から『石田千穂』が初登場し2022年4月にリリースされた『花は誰のもの?』を披露している。

石田はこの楽曲で『瀧野由美子』『中村舞』と共にセンターを務めている。

平和を強く願うメッセージが込められており、作詞を担当している秋元は”ロシアによるウクライナ侵攻”が背景にあったと明かしている。

オリコン週間ランキングでは週間2位、4月度月間5位を記録するなど、多くの人の元に届いた楽曲となっている。

ano official channel(5位)

httpv://www.youtube.com/watch?v=-lec–FlSJ4

元アイドルで現在は歌手やタレントとして大活躍中の『あの』が担当した、大人気アニメ『チェンソーマン』第7話のエンディング曲のミュージックビデオを公開。

中国語で始まるこの楽曲は『あの』自身と、人気バンド『相対性理論』の『真部脩一 (Ba.)』が手がけており、サビの「Get get get on! Get get get on! Get on chu!」は「ゲゲゲロゲゲゲロゲロチュー」、大サビの「Bet bet bet on! Bet bet bet on! Bet on chu!」は「べべべろべべべろべろチュー」と聞こえる歌詞になっておりアニメ第7話に寄せた、遊び心満載の楽曲となっている。

映像も、中国語で始まるこの楽曲らしい中国のレストランを彷彿とさせるセットや衣装で構成されている。

また、チェンソーを持った『あの』が映されるシーンもあり、アニメ作品のテイストをふんだんに盛り込んだ映像となっている。

TBS公式 YouTuboo(7,9,17位)

『本田翼』主演のドラマ『君の花になる』に登場する『8LOOM(ブルーム)』。劇中だけでなく、期間限定のボーイズグループとして実際にデビューしている彼らの新曲『HIKARI』が11月23日に配信リリースされ、公開されたSpecial Videoが7位にランクイン。

この楽曲はドラマ第6話の「母校凱旋ライブ」で初披露となっており、ドラマでのお披露目から時間を空けずに公開したこの動画はファン待望の動画となっており、人気を獲得している。

制服姿のメンバーたちが、背中を押してくれるような明るくも強い前向きなメッセージを伝えてくれる楽曲、動画になっている。

7位にランクインした『8LOOM』が『CDTVライブ!ライブ!』に出演した際の映像を公開。

披露された楽曲は9月21日にリリースされた1stシングル『Come Again』で、真っ白の衣装の身に包み、キレのあるダンスと流れるように変化していく美しいフォーメーションを披露している。

メンバー同士でハートを作るシーンや、「僕たちは8LOOMでーす!」と『宮世琉弥』がアピールするなど、ライブならではの楽しみを味わえる動画になっている。

11月9日にリリースされ、11月15日に公開されたミュージックビデオは音楽動画再生数ランキング(11月21日付)で7位にランクインした『Melody』の「定点パジャマパーティーVer.」が公開され17位にランクインしている。

タイトルにあるように、各々のイメージにぴったりな“パジャマ”を着て、思い思いの小道具を持ちながら楽しそうにメンバー同士で戯れあっている様子はファンにとって堪らない映像になっている。

DAZBEE official(8位)

韓国出身の歌い手『DAZBEE』が11月22日に配信リリースをした3rdオリジナル新曲『愛じゃない』のミュージックビデオが8位にランクイン。

透き通った柔らかい歌声で奏でられる強気な歌詞が魅力的な楽曲。

映像は、紫やピンクを基調とした妖しい雰囲気を持っており、学校や制服姿のキャラが描かれており、色味と絵のタッチのギャップが楽しめる。

サビもキャッチーなメロディーになっており、多くのファンを獲得している。

なにわ男子(10位)

11月16日にリリースされた『なにわ男子』の『ハッピーサプライズ』の「Music Video Dance Ver.」が10位にランクイン。

リリースに先んじて11月9日に公開された「YouTube Original LIP Ver.」は約170万再生を獲得しており、高い人気がうかがえる。

今回ランクインしたのはDance Ver. としての引いたアングルで、フォーメーションや可愛い仕草が満載の振りを堪能できる動画になっている。

TikTokでの「#ハピサプダンスチャレンジ」も多くのファンがダンスチャレンジに挑戦する動画を投稿している。

Ado(12位)

『Ado』が人気ボカロP『かいりきベア』が作詞作曲をし『初音ミク』が歌唱している『ダーリンダンス』のカバー動画を公開し、12位にランクイン。

この1曲の中で多くの種類の声を出しており、『Ado』の強いイメージである“アグレッシブでパワフルな歌声”や“がなり”はもちろん、“可愛らしい”歌声も披露しており、その幅の広い表現力にコメント欄では称賛のコメントが多く寄せられている。

 

10月24日に公開した、20歳の誕生日を迎えたこととアメリカの音楽レーベルと契約したことを発表した動画以来の動画公開となっている。

LDH JAPAN(13位)

元『EXILE』 のリーダーで『株式会社LDH JAPAN』の代表取締役会長である『HIRO』の呼びかけで集まったクリエイティブ集団『PKCZ®』が初ランクイン。

参加しているアーティストは『m-flo』の『VERBAL』、『EXILE MAKIDAI』、DJやファッションデザイナーとして活躍する『DARUMA』、『GENERATIONS from EXILE TRIBE』の『白濱亜嵐』』などが挙げられる。

今回ランクインした動画は、12月14日にリリースされる新曲『 T.O.K.Y.O. (Official Music Video)』のミュージックビデオで、2018年にリリースされ大ヒットした『DA PUMP』の『U.S.A』からインスパイア受けて制作したとし、『DA PUMP』の公認アンサーソングとなっている。

実際に楽曲もリンクするサウンド、映像で構成されており、何より『DA PUMP』本人たちが出演している。間奏では、本人たちと一緒に、『U.S.A』のサビで登場する腕を振るダンスが組み込まれている。

また、『東京ヤクルトスワローズ』の公式ダンスチームである『Passion』とのコラボレーションにもなっており、豪華な1曲となっている。

Fujii Kaze(15位)

2022年10月15日・16日に大阪吹田市のパナソニックスタジアムで行われた『藤井風』の初となる有観客野外ライブ「風の秋祭り」で披露した「まつり」の映像を公開。

誰しも一度は耳にしたようなお祭りを感じる心地の良いメロディーと、藤井のグルーヴ感たっぷりな歌声は思わず口ずさみたくなる。

サビではファンと楽しめるように振りがつけられており、観客たちの手が揃って振りを楽しんでいる様子がわかる。

また、藤井の背後には多くの花火の映像が流されており、さらには実際にカラフルな花火が上がっており、野外ライブだからこその豪華な演出となっている。

ayu(16位)

11月18日にリリースされた『浜崎あゆみ』の新曲『MASK』のミュージックビデオが16位にランクイン。

作詞は浜崎本人が担当しているが、作曲・編曲は『小室哲哉』が12年ぶりに担当している。

真っ白の衣装に身を包みアート空間を駆けながら歌う様子が、とても幻想的な仕上がりとなっている。

明るいサウンドに仕上がってはいるが、過去から現在、未来と時が進む中で、自分が思うことや感じていること隠しがちになってしまうことに気づき、気付かされるようなメッセージソングになっている。

また2023年1月25日にはオリジナルフルアルバムのリリースが予定されている。

桑田佳祐(18位)

2022年11月23日にリリースされたベストアルバム『いつも何処かで』のために書き下ろされた『なぎさホテル』のミュージックビデオを公開。

この楽曲は自身も出演している『ユニクロ』の「ヒートテック」のテレビCMにも起用されている。

概要欄では、

神奈川県逗子市の海辺に実在した洋式ホテル・なぎさホテルから着想を得て書かれたこの楽曲は、海風香る情景と溢れる恋心をノスタルジックに描いたドリーム・ポップバラッド。 「時代が変わろうとも、目の前にいるあなたのことは常に忘れず、未来を共に歩みたい。」―そんな桑田佳祐の願いも込められている。

と、この楽曲の背景や想いが綴られている。

ミュージックビデオの映像もフィルム映像のようなテイストになっており、時代の流れを感じる作品となっている。

Vaundy(19位)

2022年9月8日、9日に『Vaundy』自身初となる『日本武道館』で行われたライブ「one man live at BUDOKAN “深呼吸”」の模様を公開している。

約30分間の映像には『恋風邪にのせて』『おもかげ』『不可幸力』『裸の勇者』『泣き地蔵』『花占い』『怪獣の花唄』『mabataki』の8曲が収められている。

伸びのある高音の声はライブでも健在だとこの動画で示している。

2023年の1月よりスタートするホールツアーへの期待も更に大きくなっていくのではないか。

 

 

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