【YouTubeランキング】週間動画再生数~Ado新曲MV/コムドットスノボ旅行動画上位~(2月27日)
今回は、2月20日~2月26日にYouTubeで公開された本編動画の週間再生数ランキングTOP20を発表。 尚、対象は、企業公式チャンネルで公開されたニュース動画を除く、1分以上の動画。(切り抜きチャンネルを除く)
1位を獲得したのは『Ado』(338万再生)。4ヶ月ぶりのリリースとなる新曲『アタシは問題作』のMVが大きな注目を集めた。
同じく音楽関連動画では、4位の『Snow Man』(286万再生)がランクイン。先週1位を獲得した新曲『タペストリー』のダンス練習動画に注目が集まっている。
2位は『コムドット』(334万再生)。先週もTOP10入りした、4本にわたる長編企画動画「赤組スノボ旅行」の4本目がランクインした。
同じくYouTuberでは、『東海オンエア』が脅威の4本ランクイン(5位:231万再生/6位:209万再生/7位:206万再生/8位:192万再生)。さらに、『ヒカル(Hikaru)』の『カジサック』『極楽とんぼ山本圭壱 けいちょんチャンネル』とコラボしたドッキリ動画がランクイン(9位:190万再生)している。
芸能人チャンネルでは、『ハリセンボンOfficial Channel』が唯一ランクインしている(10位:188万再生)。
本編再生数ランキングTOP20
Ado(1位)
4ヶ月ぶりのリリースとなる『Ado』の『アタシは問題作』MVが1位を獲得。詞曲・編曲は『神っぽいな』などで知られるボカロPの『ピノキオピー』が担当した。
MVは 、『ピノキオピー』のMVをよく手がけている『えいりな刃物』が担当。漫画のように吹き出しやコマが多用されるユニークなアニメーションが、強烈なメッセージを放つ『Ado』の歌声とマッチしている。
Adoは本作について次のように語っている。
歌っている私自身は実は(「うっせぇわ」から受けるイメージとは)真逆のタイプで。“全然そんなことないのになー”という、独り歩きしてしまった印象に「そんなことないんだけどなー」と呟いてる私自身と言いますか。そういう私の本音、ちょっと皮肉めいた私自身のことをピノキオピーさんが書いてくださったんじゃないかなと思います。
コムドット(2位)
先週のランキングで5位を獲得した赤組スノボ旅行動画の続き。本動画では、旅のメインであるスノボを楽しんでいる。
『コムドット』以外のメンバーは全員スノボ初心者ということで、『コムドット』と2人1組で教えてもらうことに。幹事『ゆうま』の采配で、『やまと』とペアになった『きりたんぽ』の不服そうな様子が面白い。
雪が降りしきる中、『コムドット』の丁寧な指導で上達する初心者メンバー。練習を終えた動画終盤では、カレーを食べながら談笑している。『とうあ』が次の赤組企画の幹事に『あむぎり』を指名。お花見をする予定だそう。春にも赤組での動画を見られるということで、期待が膨らむ視聴者も多いのではないか。
ぽにきゃん-Anime PONY CANYON(3位)
3月4日から放送予定のアニメ『進撃の巨人 The Final Season完結編(前編)』の第2弾PVが公開。主題歌は『SiM』の『UNDER THE TREE』に決定した。
本作のテレビアニメは、シーズン1が2013年に公開されて以降、国内のみならず世界中で大きな人気を集めた。最終章となるシーズン4「The Final Season」は、パート1が20年12月~21年3月、パート2が22年1月~4月に放送され、ついに2023年となる今年、10年目の節目に完結を迎える。
第2弾PVは、『地鳴らし』がついに『ミカサ』『アルミン』たちのもとにも近づき、『ハンジ』や『リヴァイ』の覚悟、そして『エレン』との最終決戦を予感させる映像となっている。
Snow Man(4位)
先週のランキングでMVが1位を獲得した『Snow Man』の新曲『タペストリー』。本楽曲のダンス練習動画がランクイン。
目黒蓮主演映画『わたしの幸せな結婚』の主題歌の本楽曲。温かくも切ないメロディアスな楽曲に合わせて、なめらかでしなやかなダンスを魅せている。白を基調とした衣装や、幾つもの光が重なる照明が、揺れ動くパフォーマンスをより華麗に見せている。
東海オンエア(5,6,7,8位)
「寒いところの方が温かいものを大食いできるのでは」という仮説を体当たりで検証する企画動画。
『てつや』『しばゆー』『りょう』が挑戦。まず、いつもの撮影場所でうどんを大食い。1週間後、スキー場で凍える寒さの中、大食いに挑戦。と思いきや、うどんが出来上がるまでの暇つぶしとして、雪遊びを満喫する3人の張り切り具合が面白い。早速大食いに挑戦。序盤は順調であったが、冷めるスピードが早いため、食べにくさに拍車がかかってしまう。
食べるための策として、『広瀬香美』の『ロマンスの神様』が終わる前に食べ切るチャレンジをすることに。著作権の問題で楽曲が使用不可であるため、動画では『てつや』が熱唱している。最終的に、『てつや』だけがが2杯ほど多く食べられるという不思議な結果に終わっている。
与えられた宿題を、全員真面目に取り組んだ場合、もしくは全員やってこない場合のどちらかのみ、クリアというメンバーの意思疎通が試される企画動画。
最初の宿題は、「1枚絵を描いてくる」というもの。しかし、多忙だった『てつや』『虫眼鏡』は時間をかけられず失敗に。
その後「おもしろ人間写真を撮る」「アイキャッチを作る」「粘土で犬を作る」などの宿題に取り組むも、チャレンジは失敗が続く。8回目の宿題「かっこいい切り絵」でようやく成功。『東海オンエア』の斬新かつ面白い企画動画に潜む、メンバーたちの裏側の努力が垣間見える動画。
ひっつき虫を多く付けた方が勝ちという対決企画。動画のメインとなるのは、くっつき虫を数える『てつや』『しばゆー』の地道な作業。今までも、米やバジルなど、幾度となく数える作業を乗り越えてきた2人だが、動画序盤から不満げな様子。
『ゆめまる』『虫眼鏡』チームを『てつや』、『としみつ』『りょう』チームを『しばゆー』が担当する。あまりのくっつき虫の多さに、驚愕する2人の様子が面白い。数えるだけではなく、Tシャツにくっつき虫をつけて作品を作っていくが、途中でバディ(マネージャー)の『いくと』が踏んでしまい、作品を壊してしまうというハプニングも。
先が見えない作業にやる気を喪失した2人。あまりの辛さに、『てつや』は「万里の長城ランニングとかにしない?」と話している。最後には、なぜか急に『ワンピース』のキャラクターになりきってミニコントがスタート。『シャンクス』になりきった『としみつ』が、名台詞「この戦いを終わらせにきた」で締めくくり、企画はギブアップとなった。
回転する台の上に皿を順番に積み上げて、倒してしまった人が積まれた皿の枚数分寿司を食べる企画動画。
動画冒頭では、現在話題となっている回転寿司での迷惑行為について言及。「スシロー」でアルバイトしていたという『としみつ』は、話題に便乗するYouTuberに苦言を呈するも、他店で寿司を食べていたことを『てつや』に暴露されている。
序盤からかなりの枚数分寿司を食べている『としみつ』『ゆめまる』。一方で、五回戦目にしてようやく皿を倒し、寿司を食べられる『てつや』は嬉しそうな様子。普段の大食い企画とは異なり、会話を楽しむことができている『としみつ』の寿司愛が伝わる動画。
ヒカル(Hikaru)(9位)
『極楽とんぼ』の『山本圭壱』が、遅刻してきた『ヒカル』を叱責するドッキリ動画。ドッキリのターゲットは、『カジサック』。
『ヒカル』と『カジサック』の人気シリーズ企画「泥酔はしご酒」の第4弾である本企画は、3チャンネルでのトリプルコラボレーションとなっており、9位にランクインしたのは今回のコラボの1本目の動画である。
『ヒカル』と『山本圭壱』は今回が初のコラボ。仲裁役として『カジサック』がどのような立ち回りをするのかが見どころとなっている。
ドッキリがスタート。遅刻してきたにもかかわらず普段通りのテンションを保つ『ヒカル』に対して『山本圭壱』が不満を口にする。最初は、謝罪していた『ヒカル』も、「きっかけは僕かもしれないですけど、これ(喧嘩)を広げたのは山本さん」と話して、2人は険悪な雰囲気に。「なんでそっち(ヒカル)の側なんや!肩を持つんや」と激怒した『山本圭壱』が、グラスの水を『カジサック』にかける緊迫状態に。取っ組み合いをした2人は最終的にキスをして、ネタバラシ。最後まで、ドッキリで気持ちを落ち着かせることができない『カジサック』が面白い。
ハリセンボンOfficial Channel(10位)
2月23日に40歳を迎える『ハリセンボン』の『近藤春菜』が、有名な成人式の写真を再現するという企画動画。
着物選びや着付けを行う最中、母や祖母との思い出を思い出して泣きそうになるが、なぜか小松ディレクターも泣きそうになるという微笑ましい様子が見られる。
相方『箕輪はるか』も隣に並んで一緒に写真を撮ることに。結成20周年を迎えた『ハリセンボン』の歴史が感じられる感動的な撮影風景に、コメント欄では、
3日で100万再生突破という所に、日本国民がこの写真に抱く想いの強さが現れている
ただ面白すぎる写真としか認識してなかったけど お母さんとおばあちゃんが愛する娘の一生に一度の記念のために撮ってくれた写真なんだなぁと思うと泣けてくる
など、称賛の声が多数寄せられている。
ショート動画再生数ランキングTOP20
1位は、『Bayashi TV』。4,640万回という圧倒的な再生数で1位を獲得した。このほか、2本(3位:706万再生/6位:415万再生)ランクインしている。
2位は、『Gintube』(2,220万再生)。このほか7位にもランクインしている(311万再生)。
さらに、TikTokで人気の『おおしまちゃんねる。』(5位:417万再生)、『マジシャン先生【KENTO】』(9位:191万再生)が初ランクイン。また、オリジナルアニメーションで有名なマルチエンターテイナー『P丸様。』(8位:197万再生)がランクインしている。
全動画再生数ランキングTOP20
本編ランキングの上位 3本がランクイン。企業広告は今回TOP10にはランクインしておらず、ショート動画の再生数の多さが伺える。