セイキン旅企画!船に乗り猫200匹が暮らす田代島へ… 餌やり体験で大量の猫が集い、カオスな状況に「動けない」 猫の暮らしを支える”島のえき”にプレゼントも
YouTuberのセイキンが、”猫が200匹暮らす”宮城県の田代島へ訪れた旅行動画を投稿した。
今回は、島へと向かう船の時間の関係で前日乗りをすることに。1日目は仙台や松島をめぐり、牛たんやブルーベリー狩りを楽しんだ。
そして翌日、石巻市から田代島、網地島、鮎川をつなぐ就航線“網地島ライン“に乗り田代島へ向かった。
周囲11kmほどの小さな島
田代島は周囲11kmほどの小さな島で、”猫の島”とも呼ばれている。
船に乗ること約40分。セイキンが到着すると、早速港で横になる黒猫を発見した。随分と人に慣れている様子で話しかけても動じることはなく、撫でることをすんなりと受け入れてくれた。
そして喧嘩の跡が沢山ある“ボス”らしき猫も。近づいても攻撃することはなかったが、近くにいた別の猫に飛びかかったためセイキンが急遽喧嘩の仲裁をした。戦いが始まりそうな雰囲気になっても一切怖がることなく、「やめとけ!」と優しく猫を持ち上げるセイキン。両者の睨み合いが終わると、「どうやらテリトリーに入ってしまったようですね」と冷静にコメントした。
”猫神様”を祀る神社!?
島を高く登ったところに、セイキンは赤い赤い柵のような物を見つけた。
近づいてみると、“猫神社”と書かれた看板があった。鳥居をくぐると、お賽銭箱やたくさんの猫の置き物が。
田代島は漁場に恵まれ、かつては養蚕も行われていたらしい。猫は、“島の漁業や養蚕業の守り神“として昔から島民の人々に大切にされてきたそうだ。神社の周りに人の様子はなかったが、周辺にはなぜか沢山の猫がいた。
“島のえき“で餌やり体験!大量の猫がセイキンの元に…
そして、セイキンは“島のえき“に足を運んだ。1016年9月に開設された飲食兼土産処で、猫の暮らしのサポートも行っているそうだ。
代表の犬塚さんによると、島のえき周辺では60~70匹の猫が生息。田代島全体ではおよそ150~200匹だそうだ。以前はキジトラと白黒の猫しかいなかったそうだが、今では種類も増えている。
島のえきでは1日に3回ご飯を与えているそうだが、70匹ほどの猫がいるため1食分のご飯の量は約1.5kg。これはなんと、猫1匹が約1ヶ月で食べる量を1回で消費するようなイメージだ。
犬塚さんは、“猫の体調を安全に管理するため、島では観光客による餌やりは禁止されているが、観光客などから預かったごはんを普段の食事に少しずつ混ぜて活用している”とも話した。また、お願いすれば餌やり体験も可能だそうだ。
セイキンは、早速猫たちにごはんをあげてみることに。フードの入った袋を抱えて立つだけで、大量の猫が集まってきた。
与え始めると彼の周りには身動きできないほどの猫が。セイキンは「ちょっと君たち、すごいなあ!」「動けない」と笑顔だ。
建物の中に入ってみると、募金箱や猫の家系図が。募金箱に寄付されたお金で猫たちのごはんをまかなっているそうだ。
“田代島 島のえきにゃんず 家系図“と書かれたパネルを見ると、2018年〜2020年頃に沢山の猫が誕生していたことがわかった。一匹一匹に名前もついている。
“増えすぎてもかわいそうな猫ちゃんが生まれてしまう“ということで、島の外の獣医師の先生とも連携をとりながら調整も行っているそうだ。「もっと自由に増えて、みんな幸せになれればいいんですけど…」と語る犬塚さんの優しい表情が心に沁みた。
セイキンは、島のえきの猫が普段食べているものを事前に調査し、両手に抱えるほどのキャットフードを犬塚さんに手渡した。
そして最後に田代食堂に寄り、島で採れたアジを用いた定食をいただいてから帰宅した。
セイキンは今回の旅を振り返り、「1日ですごく楽しませたいただきました」「猫も沢山見られましたし、食堂で美味しいご飯もいただきましたし、なんと言っても人があたたかい」とコメントした。
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