生き物系YouTuber『ホモサピ』、ドブ排水で育った巨大魚・ハクレンを燻製にして食べる!「臭くない」「バクバク食えるような味ではないが大成功」

By wakana / 2024年03月26日

生き物系YouTuberのホモサピが、荒川の下水出口付近にいたハクレンを調理し、食べるという動画を公開した。

過去にも一度、下水ハクレンと戦っていた

以前の動画でも、下水の出口付近に潜むハクレンを食べていたホモサピ。その際は「この世の臭いもの全部詰め込んで水で希釈したような味がします」といった感想を残していたが、今回は美味しくいただけるのだろうか。

「自分の調理法が悪いだけで魚は悪くない」と話すホモサピは、次こそハクレンの名誉を挽回するべく、荒川に訪れた。

釣り上げたハクレンの見た目は、とても大きく身質が上質なようだ。ホモサピは「おいしそう」と述べ、同行した『あらかわちゃんねる』のあらかわは「荒川の寒ブリ!」と場を盛り上げた。

しかし、調理をする上で問題となるのは「臭い」。ホモサピの戦いはここから始まった。

酒と牛乳とお酢で消毒後、ソテーに

ホモサピが持ち帰ったハクレンのお腹の中は、まるで下水そのもののような臭さ。彼は何度もえずきながら、調理に取り掛かった。

まずは、大量の焼酎に漬けて丸ごと消毒をした。のちに、魚特有の生臭さを取り払うため、鱗に牛乳をかける。ホモサピ曰く、魚の体表の生臭さの原因である”トリメチルアミン”が、牛乳のガゼインによって除去されるようだ。

消毒後は、ハクレンの一部を切り取ってソテーに。ここで再び現れたあらかわは今回”毒見係”のようで、ホモサピは事前に味見をしなかった。

オリーブオイルやトリュフバターを用い、調理中の見た目はとても美味しそうであったが、口にしたあらかわはえずいてしまう。苦笑いを浮かべ、「失敗だよ、毒だよこれ」と述べた。

どうやら敗因は残ってしまった”水分が抜けていなかったこと”と”脂肪分が多すぎたこと”だそうだ。

燻製させたハクレン「スモークのような味」

反省点を踏まえ、ホモサピはハクレンを”燻製”にすることを決意した。河原にダンボールを設置し、その中にハクレンを吊り下げる。

それでもまだえずく可能性を考慮した彼は、食品用の乾燥機でハクレンの油を落とし、さらにお湯に入れて沸騰させた。

こうして調理を終え、再び毒味に現れたあらかわは、視聴者に「まずかったらホモサピさんのチャンネル登録を解除してくださいみなさん」と告げた上で一口。

鰹節のような匂いを放つハクレンは、彼によると”スモークのような味”がし、厄介であった温排水の香りも無くなっていたそうだ。「食えるんだ!」と嬉しそうに笑う彼の様子から、その味は本物と見た。

無事に毒味を終え、下水出口にいたハクレンが見事”食べられる”ことを証明してみせたホモサピは、さらに見た目に磨きをかけるべくアレンジを加えた。

燻製状のハクレンをフレーク状にしたのちにゼラチンで固め、失われた油の”プルプル感”を呼び戻したのだ。そして、ついに完成した”ハクレンのカルパッチョ”は、ツナのような味でもちろん臭みもないそうだ。

ホモサピは動画の最後に、「バクバク食えるような味ではないが、大成功」と述べた。こうして彼は、試行錯誤の末”ハクレンの名誉”を取り戻すことができたのだ。

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