生き物系YouTuberホモサピ、数百万匹のホタルイカが接岸するという富山湾へ!手作りの”水中掃除機”で大量捕獲「やば、めっちゃ効率いい」
生き物系YouTuberのホモサピが、春の富山湾に大量に出現するホタルイカを採集し、食べる動画を投稿した。
狙い目は、”新月の大潮”
ホモサピは、大量のホタルイカが生息しているという富山湾へ足を運んだ。彼らは普段水深200m以下の深海で暮らしているというが、産卵の時期になると水温の安定する大陸棚の方に移動してくるそうだ。(諸説あるらしい)
海流の影響と、大陸棚が短くアクセスがしやすいことが重なり、春になると富山湾へ大量のホタルイカが押し寄せるのだそうだ。
一度下見にやってきたホモサピだが、その時はほとんど見当たらず。どうやら彼らは月明かりに警戒するそうだ。そのため狙い目は”新月の大潮”ということになるのだそう。
大量のホタルイカを、ホモサピお手製の”水中掃除機”で捕獲する作戦!
ホモサピは下見の際、ホタルイカを捕らえるのに網を使っていたが大量に出現するからにはと掃除機を手作りすることにした。プラスチック製の水槽に穴を開け、ポンプを繋ぐ。大量の海水を吸い込むために上部は密閉した。
早速お風呂場で使ってみると、水を吸い込むことはできたが水槽に強い圧力がかかり割れてしまった。その後ガラス製で試すも、失敗。
最終的には金属の大きな鍋でトライし、見事潰れることなく水を吸い込むことができた。
完成した水中掃除機を持って、再び富山へ。新月の大潮に訪れたからか、少しカメラを向けただけで無数のホタルイカが確認できた。「もう無限湧きです」と嬉しそうなホモサピ。深い夜の海が、ホタルイカの光で煌めく様子はとても美しい。まるで宇宙のようだ。
そして、早速水中掃除機を取り出しホタルイカを集めることに。スイッチを入れると、次から次へと鍋にホタルイカが転送されていく様子が確認できた。大成功だ。
ホースの中を吸い込まれていくホタルイカの光を見て、ホモサピは興奮していた。「やば、めっちゃ効率いい!」と述べ、次々に確保した。
ホタルイカの天ぷら、果たしてお味は・・・?
バケツに醤油と味醂を入れ、ホタルイカを投入。生きたまましばらく浸けておくことに。”沖漬け”という方法だそうだ。
ホモサピは一晩漬けた。醤油が染み込んで思わず刺身でいただきたくなってしまうが、そのまま食べるのは危険らしい。
ホタルイカの内臓には旋尾線虫という寄生虫がおり、そのまま食べると腸閉塞を起こしたりミミズ腫れのように幼虫が這いずり回った跡が皮膚に浮き出たりしてしまう可能性があるそうだ。腸を取り除けば刺身でもいただけるそうだが、一般人が行うのには危険な印象を受けた。
「しっかり加熱して食べましょうね」と語るホモサピは、ホタルイカを天ぷらにすることに。近くで摘んだよもぎの天ぷらと一緒に食べた。
一晩漬けた成果もあり、味はとても美味しく特に胴体に旨味が凝縮されているようだ。
ホモサピは「衣で包まれているのを歯で割ると、イカ飯で感じる”あの味”が凝縮されてじゅわっと出てくる」と食レポし、視聴者の食欲を湧かせた。
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