年間YouTube再生回数音楽ランキングを発表!1位に輝いたのは、米津玄師「IRIS OUT」劇場版チェンソーマン主題歌

By DigitalCreators編集部 / 2025/12/04

2025年1月1日〜11月27日までにYouTubeにて公開された動画の年間再生回数音楽ランキングを発表。(11月28日集計)

1位にランクインしたのは、『Kenshi Yonezu 米津玄師』の「IRIS OUT」MV。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』主題歌であり、9月15日に公開されたMVが、自身最速記録となる73日で1億回を達成し、2025年公開の動画の中で最も再生された動画となった。

2位にランクインしたのは、『Mrs. GREEN APPLE』の「クスシキ」MV。TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期第2クール オープニングテーマになっており、短編映画さながらの演出が話題となった。

3位にランクインしたのは、『SnowMan』の「カリスマックス」MV。韓国番組への出演もあり、日本国外にも幅広い世代にも楽しまれた楽曲になっている。

 

1位 Kenshi Yonezu 米津玄師

1位を獲得したのは、『Kenshi Yonezu 米津玄師』の「IRIS OUT」。

2025年9月19日に公開となった劇場版「チェンソーマン レゼ篇」の主題歌になっている。

米津玄師は、2022年10月から放送されたTVアニメ「チェンソーマン」の主題歌「KICK BACK」も制作しており、作品への高い理解力と楽曲への華麗な落とし込みが話題となった。

今回の映画でもその力を存分に発揮。

主人公のデンジとチェンソーマンであるデンジの心臓を狙うレゼの、自分たちの逃れられない運命と隠しきれない本音の中で揺れ動く心情を愉快に爽快に中毒性があるように歌い上げられている。

また、反響あってか、映画で流れる「IRIS OUT」のオープニング映像も公開されており、すでにこちらも2,800万回を突破。

「IRIS OUT」を聴くだけで、チケットの元をとったな、という意見も出るほど、劇場版の中での存在感と作品との親和性の高さで多くの人の心を掴んだ。

エンディングテーマであり、宇多田ヒカルとコラボレーションした「JANE DOE」も、4,000万回を突破している。

 

2位  Mrs. GREEN APPLE

2025年6ヶ月連続リリースが話題となっている『Mrs. GREEN APPLE』の「クスシキ」が2位を獲得。

TVアニメ「薬屋のひとりごと」の主題歌になっており、作品のオリエンタルな雰囲気、登場人物の特徴である猫猫と同じように包帯を巻く衣装から、作品の世界観を感じることができる。

「“今世を超え来世でも変わらない愛”をテーマとして書いた」とされる本楽曲は、3人の衣装で、演出で、歌詞の言い回しで感じることができる。

特に「愛してるとごめんねの差って まるで月と太陽ね」は令和の夏目漱石だと言われており、哲学的で美しい歌詞が注目されている。

さらに、前半の古風な言い回しから、後半の現代的な言い回しへの変化で、時代を移り変わりを感じられたり、ストーリー性から思いやメッセージを感じられたりと、”不思議な・神秘的な”という意味の古語である「奇しき(くしき)」「奇し(くすし)」からできた造語「クスシキ」の温かさと切なさが詰まっている。

3位 SnowMan

3位にランクインしたのは、『SnowMan』が8月25日に公開した「カリスマックス」のMV。ダンスを得意とする『SnowMan』が、「真面目にやっているのに、その内容が面白く、愛おしく感じられる」の意で使われるトンチキソングを全力で行う楽曲になっている。

また、8月28日には韓国の「M COUNTDOWN」に出演し、カリスマックスを披露。番組でのパフォーマンス動画は、630万回を超えている。

さらに、メンバーがそれぞれ消防士や野球選手、ドッキリGPのマッサマンに扮してパフォーマンスを行なった動画も、2212万回を獲得している。

カリスマックスという特徴的なワードと明るくキレのある音楽に、真剣に思い切り揃ったダンスを行う9人を見て、世代問わず多くの人が元気を与えてもらっている。

 

尚、対象は、企業公式チャンネルやニュース動画を除く、1分以上の動画。(切り抜きチャンネルを除く)※データ集計は11月28日で、広告による再生数含まれる可能性があります。

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