【YouTuberランキング】月間動画再生数<マルチYouTuber>~ヒカキンブランド立ち上げ/関根りさ息子の難病を公表~<4月>
今回は、4 月1日〜4月30日にマルチYouTuberチャンネルで公開されたマルチYouTuber動画の月間再生数ランキングTOP20を発表。(5月4日集計)
1位にランクインしたのは、『HikakinTV』(526万再生)。自身のブランドを立ち上げ、カップラーメンの発売開始を報告する動画である。
さらに、同チャンネルは16年間の活動の中で初めて活動休止を発表した動画が4位(388万再生)にランクインしている。
2位にランクインしたのは『Sekine Risa』(417万再生)。息子が難病を患っていることを公表し、視聴者に治療についての情報提供を求めた。
3位にランクインしたのは、『平成フラミンゴ』(394万再生)。『平成フラミンゴ』の2人が深夜に『コムドット』を緊急で呼び出す動画がランクイン。
また、『コムドット』による『平成フラミンゴ』の2人への仕返し動画が6位(294万再生)にランクインしている。
多くの動画がTOP10入りを果たしたのは『東海オンエア』。5位(309万再生)、7位(259万再生)、8位(259万再生)にランクインしている。
マルチYouTuber再生数ランキングTOP20
HikakinTV(1,4位)
『ヒカキン』が自身のブランド立ち上げを報告した動画が1位にランクイン。
21日から活動を休止していた『ヒカキン』。休止報告の際に「ご報告したいことの最終準備」が理由であると言っていたが、ついに初のオリジナルブランド「HIKAKIN PREMIUM」の立ち上げを発表した。本ブランドから発売される初めての商品は、「みそきん」という名前のみそ味のカップラーメンとカップ飯である。
さらに、報告のために制作された特別映像も本動画内で公開されている。サムネイルにもある、黒いバンダナに黒Tシャツ姿の『ヒカキン』が、ラーメンに対する思いを語り、おいしそうに「みそきん」を食べる姿が映された動画である。下積み時代を支えてくれたカップラーメンを作りたいと考え、長い時間をかけ作られた「みそきん」と、発売ブランド「HIKAKIN PREMIUM」に期待が高まる。
初週の再生数は502万再生で、本ランキング集計時には526万再生を突破している。
4位にランクインしたのは、『ヒカキン』が自身のSNS活動休止を発表した動画。
4月21日に34歳の誕生日を迎えた『ヒカキン』が16年間のYouTube活動の中で、初めて休止を宣言した。休止期間は4月22日~27日または28日の約一週間である。視聴者に心配させないように発表した真摯な姿勢が『ヒカキン』らしいと、ファンは改めて彼のプロ意識を感じることができた。
「やらかしてしまったとか、ネガティブな理由ではありません!」と前置きしつつ、「ご報告したいことの最終準備で、ちょっとなかなか本当に余裕がなくなってしまっていて。それだけに集中したいからです」と休止の理由を伝えた。この“ご報告”について、「自分にとって重大発表です」と話しており、視聴者の期待を高めた。
初週の再生数は362万再生で、本ランキング集計時には388万再生を突破している。
SekineRisa(2位)
『関根りさ』が1歳の長男の難病を患い、闘病していることを公表し、同難病に関する情報提供などを呼びかけた動画が2位にランクイン。
夫であり2人組YouTuber『JJコンビ』の『ジョージ』とともに出演した本動画では、子どもが「表皮水疱症」の「接合部型」を患っていることを明かし、治療についての情報提供を呼びかけた。
「表皮水疱症」の「接合部型」はいつ致死的状況に陥ってもおかしくない非常に稀な病気で、治療法が分かっていないという。そこで、2人はYouTubeを利用して治療についての情報提供と動画の翻訳、拡散を視聴者に呼びかけた。
公開された初週と比較すると412万再生から417万再生まで拡大した。
平成フラミンゴ(3位)
3位にランクインしたのは『平成フラミンゴ』が深夜に『コムドット』を緊急で呼び出す動画。
ヘアバンドの付け方について、どのようにつければ角刈りのような跡がつかないのか、大爆笑している2人。楽しく話していると「コムドット」の「ひゅうが」から電話がくる。『平成フラミンゴ』が大好きな「ひゅうが」は、これから2人のところに行っていいか、と話す。承諾した『平成フラミンゴ』の2人は、「モーニングルーティン」を撮影する予定を急遽変更し、「『コムドット』を夜中に何人呼び出すことができるか」という企画を行うことにする。
「コムドット」のメンバーに電話するも、夜遅いこともあり、残念ながら集合せずだった。『やまと』『ゆうた』は2人とも「行くねぇよ」と返答。『平成フラミンゴ』の2人は、その対応に納得いかない様子を見せ、『コムドット』との関係について「こんなもんか」とコメント。『うらた』と『あむぎり』は集合に前向きな姿勢を見せるも、『平成フラミンゴ』の2人が、「うちら30分後には寝るし」と断る。
結局『ひゅうが』と3人で朝の5時半まで様々なことについて語り合った。『ひゅうが』が帰った後もカメラを回し、2人で歯磨きをし、外出の準備を進め、家を出る2人だった。
初週の再生数は339万再生で、本ランキング集計時には394万再生を突破している。
東海オンエア(5位,7位,8位)
5位にランクインしたのは、『東海オンエア』による「大飲み選手権」の動画。
世界には大飲み力が必要になるシーンが多くあると語る「りょう」に「てつや」は「いいね」と企画を承認。大飲み選手権は、チーム戦で行われる。4人は「てつりょう」と「しばゆめ」の2チームに分かれた。
ルールは水で1%に薄めた飲み物を飲んで、何かを当てるゲーム。1回目で不正解の場合は、何%の飲み物を飲みたいかをボードに書き発表。数字が小さい方が先に解答する権利をもらうことができる。また、負けのチームは、正解の飲み物を飲まなければならない。禁止事項は、「嘔吐すること」と「トイレにいくこと」。早速、選手権が行われる。
1%に薄められた飲み物に苦戦する4人。「てつや」は、1%に薄められたお酢を嗅覚で当てる。その後も問題を続け、盛り上がる4人。問題が進むにすれて、味覚や嗅覚が鈍くなっていき、解答が難化する。さらに、飲み物の中にはお酒も含まれており、酔い始める人も出てくる。
最終的には「てつりょう」チームの勝利となった。
初週の再生数は92万再生で、本ランキング集計時には309万再生を突破している。
質問から相手チームの注文した商品を当てるアキネイターゲーム対決企画動画が7位にランクイン。
「としゆめ」チームと、「てつりょう」チームに分かれて対決が始まる。ルールは、注文した商品について、1回につき15個まで質問することができる。質問を踏まえた上で解答し、当たらなかった場合は、自分たちでその商品を食べなくてはならない。
1回戦目は、両者とも質問15の質問では絞ることができず、不正解。2回戦目では、『てつや』の考察によって見事正解を勝ち取る。その後、「としゆめ」チームも正解する。5時間にも及ぶ撮影の中、疲れた様子を見せるメンバーたち。最終的な対決結果は引き分けとなっている。
初週の再生数は177万再生で、本ランキング集計時には259万再生を突破している。
『東海オンエア』恒例“文理対決”で、朝まで焚き火の火を消さないように燃やし続けるキャンプ対決動画が8位にランクイン。
対決は、『てつや』『としみつ』『ゆめまる』の文系チームVS『しばゆー』『りょう』『虫眼鏡』の理系チームで行われた。
ルールは、12時間火が消えないようにするという簡単なもの。また、薪を投入し続ければ火が消えることはないため、お互い使った薪の重さ合計で勝負となる。各チーム工夫が必要となる勝負が始まる。
文系チームの『としみつ』は「薪割りのなた」と「火吹き棒」を持参。さらに、冷えたビールも持ってきており、火を絶やさない努力をしつつ、楽しむ姿勢も忘れない。
一方『しばゆー』『虫眼鏡』『りょう』の理系チームは、火が消えてしまいそうな局面を数回乗り越えたものの、終了時刻の直前で火が完全に消えてしまう。文系チームの勝利となった。
初週の再生数は233万再生で、本ランキング集計時には259万再生を突破している。
コムドット(6位,10位)
『コムドット』が『平成フラミンゴ』をアポ無しで遊びに誘う企画動画が6位にランクイン。
以前『平成フラミンゴ』に電話で突然呼び出された『コムドット』。その仕返しとして、今度は『コムドット』が『平成フラミンゴ』を呼び出す。
「ゆうた」は「RIHO」に電話を掛ける。「RIHO」はすぐに仕返しを察知し、あっさりと承諾する。続いて「うらた」は「NICO」に電話する。なんとか誘いは成功した。
その後、一緒に食事をして、トークを楽しむ様子を見ることができる。「コムミンゴ」の仲の良さを感じられる動画となっている。
初週の再生数は231万再生で、本ランキング集計時には294万再生を突破している。
10位にランクインしたのは、『コムドット』のリーダー「やまと」が上智大学を退学する動画。
年度が替わるこのタイミングで、けじめをつけるために上智大学を中退することを決めたという「やまと」。上智大学在学を自分の特徴の1つにしていた彼にとって、この決断は勇気のいるものだっただろう。退学というのが恥ずかしいという「やまと」は、自身の退学を「勇退学」と表現している。
「やまと」は家族に退学することを報告するために実家に帰る。大学退学を報告した「やまと」に家族は薄々気づいていたと返答する。さらに、母親は「伝えにきてくれたことがうれしい」とコメント。
さらに、「やまと」は上智大学に行って思い出に浸る。途中、涙を見せる場面もあり、夢を追いながらも大学生活を送っていた彼の苦労が感じられる。
上智大学から出ると、「うらた」が花束を持ってくる。改めて『コムドット』の中の良さが感じられる。さらに、「やまと」は動画の最後で大学生活や、入学の経緯などについて詳しく語っている。
初週の再生数は86万再生で、本ランキング集計時には257万再生を突破している。
EllaFreya エラ・フレイヤ(9位)
オランダ人YouTuberの『エラ・フレイヤ』が来日し、秋葉原でゲームを買う動画が10位にランクイン。
大の親日家『エラ・フレイヤ』が来日し、秋葉原で「バイオハザード4」を購入しに行く。実は、「バイオハザード4」に登場する「アシュリー」のフェイスモデルとなった彼女。終始、興奮した様子で嬉しそうな表情を見せる。
日本のアニメが大好きで、コスプレ姿など披露している『エラ・フレイヤ』に注目が集まる。
初週の再生数は117万再生で、本ランキング集計時には257万再生を突破している。