【YouTubeランキング】月間動画再生数ランキング~YOASOBI6000万再生超/スノーマン新曲MV2本ランクイン~〈4月〉

By DigitalCreators編集部 / 2023/05/09

YouTubeランキング(デジタルクリエイターズ)月間本編2304今回は、4月1日〜4月30日にYouTubeで公開された本編動画の月間再生数ランキングTOP20を発表。 尚、対象は、企業公式チャンネルで公開されたニュース動画を除く、1分以上の動画。(5月4日集計)

1位にランクインしたのは、『Ayase / YOASOBI』(6363万再生)。テレビアニメ「推しの子」のオープニングテーマ「アイドル」の公式ミュージックビデオが首位を獲得。再生回数は6000万を突破し、ダントツの1位となった。

さらに、2位にランクインしたのは、『YOASOBI – Topic』(1854万再生)。首位を獲得した『YOASOBI』「アイドル」のフル尺音源である。

3位にランクインしたのは、『THEFIRSTTAKE』(1601万再生)。4人組ダンスヴォーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」『THE FIRST TAKE』に出演し、「オトナブルー」を披露した動画である。

ジャニーズからは『Snow Man』の動画が2本TOP10入りを果たした。。5位(835万再生)「あいことば」の公式ミュージックビデオが、9位(703万再生)に「slow…」の公式ミュージックビデオがランクインした。

TOP10入りを果たした動画のうち、7本が公式ミュージックビデオをはじめとする音楽カテゴリーの動画であり、音楽系のコンテンツが人気を集めていることが伺える。

本編動画再生数ランキングTOP20

Ayase / YOASOBI(1位)

テレビアニメ「推しの子」のオープニングテーマ「アイドル」の公式ミュージックビデオが6000万再生越えで首位を獲得。

2023年4月12日から放送を開始した「推しの子」は、「赤坂アカ」原作、「横槍メンゴ」作画で話題のテレビアニメである。OPを手掛けたのは『YOASOBI』。彼らが書き下ろした「アイドル」の公式ミュージックビデオが公開され、わずか半月で6000万再生を突破し、現在も再生回数を凄まじい勢いで伸ばしている。

本楽曲のもとになったのは、「赤坂アカ」の書き下ろし小説「45510」である。MV内には、「推しの子」に登場するアイドルグループ「B小町」の絶対的センター「アイ」が登場する。抜群の才能を持つ彼女のテレビで見せるアイドルとしての「アイ」と、一人の人間としての「アイ」の対比をうまく表現している。さらに、MVには、彼女が世間には内緒で産んだ双子の「アクア」、「ルビー」も登場し、ファンにはたまらないMVとなっている。

まだまだ再生回数の勢いはすさまじく、現時点(5月9日12:00)で再生回数は7793万再生を突破。データを集計した5月4日からわずか5日で約1500万回も再生回数を伸ばしている。公開から1か月で1億回再生突破するのでは、と期待が高まる。

公開された初週と比較すると1410万再生から6363万再生まで拡大した。

YOASOBI – Topic(2位)

『YOASOBI』の新曲「アイドル」フル尺音源が公開され、2位にランクインした。

テレビアニメ「推しの子」の主題歌「アイドル」のフル尺音源が公開された。「推しの子」のスピンオフ作品の「45510」を題材に制作された本楽曲。

歌詞にある「完璧で嘘つきな君は天才的なアイドル様」は原作に登場するアイドルグループ「B小町」のセンターを務める完璧なアイドル「アイ」を表している。「アイ」は世間には内緒で双子を出産した、才能のあるアイドルである。彼女は産後、芸能活動を再開するものの、彼女の出産に気づき嫉妬したファンに殺されてしまうのである。本楽曲の最後の歌詞「やっと言えたこれは嘘じゃない愛している」は、原作で描かれている子どもたちに向けた彼女の最後の言葉の「愛してる」とリンクしており、ファンの間で話題となった。。

公開された初週と比較すると394万再生から1854万再生まで拡大した。

THE FIRST TAKE(3位)

3位にランクインしたのは、「新しい学校のリーダーズ」による『THE FIRST TAKE』一発撮りパフォーマンス。

セーラー服と腕章がトレードマークの4人組ダンスヴォーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」が『THE FIRST TAKE』に出演し、「オトナブルー」を披露した。「MIZYU」、「RIN」、「SUZUKA」、「KANON」の4人が歌う本楽曲が人気の理由は、昭和歌謡風の中毒性のある曲調とTikTokを中心に話題となっているサビ部分「首振りダンス」である。さらに、本動画内では、リーダーの「SUZUKA」がパフォーマンスしながらも、ユニークな行動をとり他のメンバーを笑わせる。緊張した様子を一切見せず、楽しそうに歌いきる彼女たちの堂々としたパフォーマンスも、彼女たちが多くの人に愛される要素なのかもしれない。

個性的なダンスと力強い歌声を披露する彼女たちに世界中から注目が集まる。

公開された初週と比較すると437万再生から1601万再生まで拡大した。

mwamjapan(4位)

6位にランクインしたのは、大人気ロックバンド「MAN WITH A MISSION」とシンガーソングライター「Milet」のコラボ曲「絆ノ奇跡」公式ミュージックビデオ。

5人組ロックバンド「MAN WITH A MISSION」と女性ソロシンガーの「Milet」がコラボ曲を公開した。本楽曲は、日本だけでなく、世界中から人気を集めるテレビアニメ「鬼滅の刃」「刀鍛冶の里編」のオープニング主題歌に起用されている。和楽器の音を使い、日本風の曲調が特徴的な本楽曲からは、大正時代の日本を舞台とする「鬼滅の刃」の世界観を感じることができる。

「MAN WITH A MISSION」の「Jean-Ken Johnny」は、

稀代ノ一大作品ノオープニングヲコレマタ時代ノディーヴァデアルmiletさんト共ニ担ワセテ頂キ光栄デス。

とコメントし、「milet」も

濃密で儚い絆と愛の物語。心を込めて、大切に歌わせていただきます。

と語った。

CDシングル「絆ノ奇跡」は、2023年5月31日(水)に発売予定である。

公開された初週と比較すると625万再生から902万再生まで拡大した。

Snow Man(5位,8位)

5位にランクインしたのはSnow Manの新曲「あいことば」の公式ミュージックビデオ。

本MVは、2つのパートに分かれており、メンバー同士がプライベートで遊んでいる風に撮影されているパートと、メンバー全員が自然の中で歌を歌うパートがある。

前者のパートでは、古着屋でショッピングをする「向井康二」と「阿部亮平」、お家でまったりする「渡辺翔太」と「目黒連」、ボウリングを楽しむ「ラウール」と「佐久間大介」、カラオケで盛り上がる「岩本照」、「宮館涼太」、「深澤辰哉」が各々楽しんでいる。そして最後には「深澤辰哉」が連絡を入れ、メンバー全員でカラオケを楽しむ。

後者のパートでは、メンバーが白い衣装を着て、パフォーマンスを行う。上半身のみで行われている今回の振り付けは、ファンでも真似しやすい。そのため、踊りをTikTokに投稿する人が多いことも人気の理由だろう。

本楽曲がリード曲として収録される『Snow Man』の3rdアルバム「i DO ME」は5月17日にリリース。さらに、そして5月から、彼らにとって初のドームツアーが開催される。『Snow Man』の勢いはとどまることを知らない。

公開された初週と比較すると369万再生から835万再生まで拡大した。

『Snow Man』の新曲「slow…」の公式ミュージックビデオが8位にランクイン。

『Snow Man』3枚目アルバム「i DO ME」に収録されている「slow…」の公式ミュージックビデオが公開された。

本楽曲のテーマは「時間」。ゆっくり動くシャンデリアや落ち行く砂がそれを表現している。さらに、緩急のあるダンスは9人全員で息を合わせた圧巻のパフォーマンスである。

さらに、マイクを持って各々が歌うシーンもMV内にあり、メンバーのセクシーでクールな表情はファンにとってはたまらない。

同じく4月に公開された優しい雰囲気の「あいことば」MVとは違い、かっこよい印象を見せる彼らのギャップがとても魅力的である。

公開された初週と比較すると500万再生から703万再生まで拡大した。

Kenshi Yonezu 米津玄師(6位)

6位にランクインしたのは、『米津玄師』の新曲「LADY」の公式ミュージックビデオである。

日本コカ・コーラ「ジョージア」CMソングに起用されている本楽曲。ミュージックビデオには、『米津玄師』が街中の白線や横断歩道などの白い部分の上を楽しそうに進んでいく様子が収められている。子どものころ、誰もがしたことのある「白線の上のみ歩く」を大人になった彼が行っているのは、「子どもみたいに恋がしたい」「あの頃みたいに恋がしたい」と郷愁にかられている歌詞を表しているのだろう。

「米津玄師」のライブツアー「米津玄師 2023 TOUR / 空想」は7月まで開催中だ。

公開された初週と比較すると289万再生から793万再生まで拡大した。

トップ・タレント・ジャパン(7位)

芸人『とにかく明るい安村』が出演したイギリスの人気TV番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』を翻訳した動画が7位にランクイン。

海外のオーディション番組を主に和訳、アップロードしているチャンネルである『トップ・タレント・ジャパン』は、『とにかく明るい安村』が出演した『ブリテンズ・ゴット・タレント』を翻訳した。

『とにかく明るい安村』は、来ていたバスローブを脱ぎ、パンツ一枚の状態になる。そして、日本でも流行った裸に見えるギャグを英語で披露し、会場は大盛り上がり。審査員も大爆笑だった。

最後には、スタンディングオベーションが巻き起こり、彼のギャグが世界に通用することを証明した

公開された初週と比較すると345万再生から747万再生まで拡大した。

Kanaria(9位)

ボカロプロデューサー『Kanaria』の新曲「レクレイム」が公開され、9位にランクインした。

「百鬼祭」や「KING」を手掛け、人気となったボカロプロデューサー『Kanaria』が、新曲『レクレイム』を公開した。さらに、「ホロライブ」所属の大人気VTuber「星街すいせい」と一緒に歌い話題となった。本楽曲は、中毒性のある曲調と、相性抜群な2人の歌声が特徴的だ。

イラストを手掛けるのは話題の人気イラストレーター「LAM」。赤と青の対照的な2人の少女のイラストが魅力的だ。

豪華メンバーで制作された本動画に注目が集まった。

公開された初週と比較すると137万再生から562万再生まで拡大した。

millennium parade Official YouTube Channel(10位)

10位にランクインしたのは、『millennium parade』と『椎名林檎』のコラボ曲「W●RK」の公式ミュージックビデオである。

ウェブコミック配信サービス「少年ジャンプ+」にて連載されている人気少年漫画「地獄楽」のテレビアニメOPに起用されている本楽曲は、『millennium parade』とシンガーソングライター『椎名林檎』のコラボ曲である。『millennium parade』とは、4人組バンド『King Gnu』のメンバー『常田大希』が主宰している音楽プロジェクトである。

本ミュージックビデオの前半はモノクロとなっており、『常田大希』と『椎名林檎』の渋い魅力が伝わる。後半は、モノクロの世界観に色が付き、全員で集まって音楽を作り出す様子が映し出されており、

初週の再生数は89万再生、本ランキングの集計時には544万再生を突破している。

ショート動画TOP20ランキング

YouTubeランキング(デジタルクリエイターズ)月間ショート2304

『spider-maaaaaaan / スパイダーメーン』が2位の『Junya jr.andMask / こじゅんや』に大きく差をつけ、1位にランクイン。

『spider-maaaaaaan / スパイダーメーン』は3本の動画がランクイン。『Junya jr.andMask / こじゅんや』も2本の動画がランクインしている。

全動画TOP20ランキング

YouTubeランキング(デジタルクリエイターズ)月間全動画2304

全動画のランキングのほとんどは、ショート動画のランキングとほとんど変わらないラインナップとなっているが、2位には本編動画1位の『Ayase / YOASOBI』がランクイン。テレビアニメ「推しの子」と主題歌「アイドル」が大ヒットしていることが分かる。

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