【YouTuberランキング】年間動画再生数<ジャンル特化>~温泉系動画2本/ホモサピTOP10入り~(2022年)
今回は、2022年1月1日~12月7日に、ジャンルに特化したYouTuberチャンネルで公開された動画の年間再生数ランキングTOP20を発表。
1位(3006万再生)を獲得したのはペットのカワウソ動画を投稿している『KOTSUMET』で、6位(1556万再生)にもランクインしている人気チャンネル。
3位(1795万再生)には段ボールで様々なものを創作している『DanCreator /段クリエイター』がランクイン。
20位までで見ると、14位(1022万再生)の『ええやんEEYAN』も粘土でフィギュアを作っているチャンネルで、モノづくり動画が人気を獲得している。
その他にも5位(1696万再生)の『お風呂女子こての』や8位(1360万再生)の『仙台温泉カップルany&fuu』のような温泉レポートチャンネルも人気である。
また、9位(1266万再生)の『ホモサピ』や、15位(1000万再生)の『ひろりる』など生き物最終を軸とするチャンネルの人気の高さがうかがえる。
ジャンル特化YouTuber動画再生数ランキングTOP20
KOTSUMET(1,6位)
カワウソの『HANA』と『KOTARO』が登場するチャンネルで、1位にランクインしたのは2匹が降りてくる階段まえにトリックアートのカーペットをひき、反応を観察している動画。
『HANA』は躊躇うそびりを一切見せずに軽快に階段を降りているが、『KOTARO』は異変に気付き階段で立ち止まり困惑している様子。
対照的な2匹の反応が可愛らしく、降りた後には確かめるようにカーペットを剥がそうとしている様子が面白い。
1位にランクインした動画と同様、可愛いカワウソが楽しめる動画で、今回は新しいプールにはしゃいでいる様子を公開し、6位にランクインしている。
お庭でホースから出る水を追いかけたり、滑り台を滑ったり、されるがままにプールでくるくると回されたりしている様子が可愛らしい。
一時期大流行した“カワウソの握手会”のように、プールの排水口から手を出す様子や、サムネイルにもなっているポーズでボールをキャッチしようとしている様子が癒される動画になっている。
音匠(2位)
「ミュージックステーション」や「ものまね紅白歌合戦」「カラオケバトル」に多数出演し、歌手としてライブ活動などを行っている『岩口和暖』が中学校卒業を目前に、同級生の前で歌を披露している動画。
選曲は『MISIA』の『アイノカタチ』で、アップダウンの多いメロディーや高音を物ともせず堂々と歌い上げている。
歌がスタートすると観客である同級生は「すごい」と自然と溢れている様子で、1番が終わると拍手と歓声が上がっている。
先生の強い説得があり、同級生の前で歌うことを決心したと概要欄で説明されており、コメント欄では生徒の背中を押した先生への賞賛コメントも寄せられている。
岩口本人からのコメントも投稿されており、たくさんの人に自分の歌が届いて嬉しい様子が見てとれる。
DanCreator / 段クリエイター(3位)
“段ボール”のみを使用しありとあらゆる物を作り上げていくチャンネルで、3位にランクインしたのはラジコンを搭載したダンプカーを創作している動画。
熱したカッターでラジコンのプラスチック部品を切り落とすなど本格的で、段ボールをカットする音やボンドを出す音など、聞いても楽しめる動画になっており、黙々と作業している様子は、次の工程や完成品への期待を抱かせる。
緻密な設計や繊細な作業、ダンボールとは思えないクオリティの高さに、国内外から称賛する声が多く寄せられており、細部までこだわり抜かれた作品は圧巻である。
Sagawa /さがわ(4位)
普段ショート動画クリエイターとして週間ランキング常連の『Sagawa/さがわ』が、自身の投稿したショート動画を繋げて本編動画として公開している動画が4位にランクイン。
アイスを一気喰いしたり、日用品に似せたケーキカットチャレンジや、メイク系、『イカゲーム』の音源を使用した動画など、幅広いジャンルの動画が織り交ぜられている。
銀バットが落ちてきたり、頭を一部分だけ刈り上げるなど体を張ったチャレンジも人気。
お風呂女子こての / Koteno(5位)
日本各地の温泉を、『こての』の入浴シーンの映像を用いて紹介しているチャンネルで、5位にランクインした今回は、福島県芦ノ牧温泉の「大川荘」を紹介しているプレミア公開された動画がランクインしている。
週間ランキングや月間ランキングにもランキンしており、高い人気がうかがえる。
「大川荘」は大人気アニメ『鬼滅の刃』のモチーフになっているのではと言われている。
食事も紹介しているが、上目遣いを意識したカメラアングルでカメラにおさめられている。
その後、お風呂の紹介を行っているが、タオル一枚で温泉の紹介を進めていく様は、視聴者のドキドキを煽る構成となっている。
また、今回のサムネイルが煽情的な画像となっており、コメント欄でも話題になっている。
おもちゃレッツゴー/Toy Let’s Go(7,16位)
“はたらく車”を中心に、ミニカーを走らせてる様子を公開しているチャンネルで、今回7位にランクインしたのは、様々な種類の救急車を走らせている動画。
ミニカーが坂を下っていく様子がクセになる動画になっている。
7位にランクインした動画と同様、救急車のミニカーを走らせている動画が16位にランクイン。
サイレンの音や警光灯が、それぞれの車体によって異なるため、同じ救急車であっても違いを楽しめる動画になっている。
仙台温泉カップルany&fuu(8位)
仙台市に住む温泉好きのカップルYouTuberのチャンネルで、8位にランクインした動画では宮城県蔵王温泉郷の日帰り温泉を紹介している。
雪景色を望みながらの入浴はとても気持ちがよさそう。
コメント欄は外国語でのコメントが多く投稿されており、“入浴”や”温泉”など日本ならではの文化に感銘を受けている視聴者が多くいることがわかる。
ホモサピ(9位)
第9位にランクインしたのは『ホモサピ』の河口にできた干潟で「マテ貝」を味の素や塩を使用し大量に捕獲している動画で、『ホモサピ』は12月6日に発表された『トップ登録者増加クリエイター』にも選出されている大人気チャンネル。
『ホモサピ』は12月6日に発表された『トップ登録者増加クリエイター』にも選出されている、大人気チャンネル。
捕獲した直後に砂を洗っただけの生きている貝の水管をそのまま頬張るシーンは衝撃的である。
マテ貝以外でも、“はまぐり”や“ツメタガイ”“ホンビノスガイ”“アカニシ貝”なども捕獲している。
帰宅した『ホモサピ』は塩茹でした貝を調理していく。動画メインの「マテ貝」は「ホンビノス貝」と一緒にガーリックバター醤油パスタにするなど、どれも非常に美味しそうに仕上がっている。
干潟で採集をする際の注意点を伝えていたり、調理シーンでも丁寧に解説をしていたりと安心してみられる動画となっている。
Tiny Kitten(10位)
「子猫キキ」が生まれてから30日間の成長過程を見守る動画。親猫が子猫を抱えて眠るシーンや舐めて毛繕いするシーンが見られ、心癒される動画。段々と体が大きくなっていき、動画最後には、餌を食べることができるようになっている。
サムネイルの親猫2匹が子猫に視線を向けている写真がなんとも愛らしい。
おとうさんもいっしょ~現役保育士のうた~(11位)
現役保育士が歌とダンスで幼児教育コンテンツを投稿しているチャンネルで、童謡の「くだものたろう」を公開。
毎月歌動画を投稿しており、今回ランクインした動画の歌は5月の選曲。
本来は2番までの歌詞までだが、オリジナル歌詞を制作し、3番までの動画を投稿している。
お面や衣装にもこだわっている様子がわかる。
動画概要欄では、毎動画子供と接する際のコツやエピソードトークが記載されており、大人も子供も学びになる動画なのではないか。
benio店長 / ASMR屋さん(12位)
ASMRを投稿しているチャンネルで、今回ランクインしているのは1分間の動画で1秒に1音を収録している動画。
1分間ASMRは、このチャンネルの人気シリーズで今回ランクインした動画以外にも多くの動画が公開されている。
水音や、筆、パフ、キーボード、ノート、マスキングテープなど様々な小道具を用いて、様々な癒され、クセになる音を集音している。
外国語でのコメントも多く見受けられ“言語に頼らないコンテンツ”として、幅広い視聴者を獲得している。
Saito さいとう(13位)
大人気ショートクリエイーターの『Saito さいとう』が、自身の動画をつなぎ合わせた本編動画を公開し、13位にランクイン。
海外製のお菓子を次々と食べて“Yes”と“No”ボタンを用いておいしさを評価している。
日本ではなかなか見られない、一風変わったお菓子がたくさん登場している。
ええやんEEYAN(14位)
大人気アニメ『ONE PIECE』のキャラクターやシーンを粘土やプラスチックで成形し、オリジナルフィギュアを製作しているチャンネル。
今回14位にランクインしたのは、アニメ放送時にもその作画の凄さで話題となった“ルフィがカイドウを一撃で殴り倒す”シーン。
デッサンから始まり軸となる針金に成形した粘土パーツを装着した後は、竹串などを使い、布の質感など細部まで見事に表現していく。
粘土が乾燥した後は色付けを行っており、躍動感あふれる作品となっている。
またこのチャンネルは、ONE PIECEのコミックス98巻で作者の『尾田栄一郎』から直々に紹介されており、ファンの間でも注目を集めているのではないか。
ひろりる(15位)
魚を捕獲したり、昆虫採集をしたり、ビオトープを制作したりと自然に関わる動画を投稿している『ひろりる』の動画が15位にランクイン。
今回ランクインした動画では、自然溢れる田舎の川で網を使って水生生物を数多く捕獲している。
透き通った川の水や田舎の風景、ちょっぴり自虐的なコメントもあり、クスッと笑えて癒される動画になっている。
動画の中で「見てるインドのキッズ」と自身の動画は海外の子供たちから支持を集めていることを明かしており、コメント欄は外国語で、「日本に行ってみたい」や「素敵なビデオ」などのコメントが多く寄せられている。
Power Hero Labo(17位)
YouTubeでの人気コンテンツである“はたらく車”の救急車シリーズが、またもランクイン。
7位と16位にランクインしたチャンネルとは異なるものの、同じくサイレンなどを鳴らしながら救急車のミニカーを走らせている。
日本ではあまり見かけない形のミニカーもあるのが興味深い。
子供だけでなく、童心に帰るような感覚になる大人も多いのではないか。
よみぃ(18位)
「エレクトーン教室で、プロのピアニストが高校生のフリをしてレッスンを受ける」というドッキリ動画。エレクトーンで挑戦する楽曲は、ゲーム『ファイナルファンタジーV』のBGM『ビッグブリッジの死闘』。
前髪が隠れる髪型で少しオタクのような口調の『よみぃ』に困惑する『826aska』の様子が面白い。エレクトーンの基礎を習うも、全く習得できないフリをする『よみぃ』。「最後に、一回弾いてみてもいいですか?」と挑戦すると、突然完璧な耳コピを披露し、『826aska』は驚愕。
Junya.じゅんや(19位)
『Sagawa/さがわ』や『Saito さいとう』と同じく人気ショート動画クリエイターの『Junya.じゅんや』が19位にランクイン。
動画では、シンプルでわかりやすい挑戦、検証を実施しているが、オチで大笑いしているじゅんやの笑い方に、思わずつられて笑ってしまう。
国内外から“おもしろい”とたくさんのコメントが届いている。
うどんそば 兵庫 京都 Udonsoba(20位)
兵庫県と京都府を軸に、うどんやそばをメインとした地元グルメの紹介チャンネル。
20位にランクインしたのは、兵庫県神戸市中央区国香通にある昭和54年創業の『大陸』を紹介している。
お客さんが殺到する街中華屋の開店前に行う仕込みの様子から始まり、開店と同時にお客さんが次々と入店する様子、一切の無駄なく鍋を振るう様子、息の合った厨房内でのやり取り、お客さんへ「ありがとう」「おおきに」と笑顔で伝える様子などを公開している。
途中には「医者から引退を勧められてる」などと明かしているシーンもあり、1日でも長く続けられることを願わずにはいられない。