【YouTubeランキング】週間動画再生数<音楽>~DISH1位/すずめの戸締まり主題歌ランクイン~(11月14日)
今回は、11月7日〜11月13日にYouTubeで公開された音楽動画の週間再生数ランキングTOP20を発表。 尚、対象は、「歌ってみた」「踊ってみた」などのカバー動画を除き、ライブ映像を含む音楽関連動画とする。
1位(173万再生)にランクインしたのは、俳優『北村匠海』がボーカルを務める『DISH//』が歌う、ドラマ『ザ・トラベルナース』の主題歌である新曲『五明後日』。
北村の演技力が発揮されているミュージックビデオが話題になっている。
ワールドカップ2022のテーマソングになっている『LiSA』の『一斉ノ喝采』も4位(130万再生)にランクイン。
11月11日に公開された『すずめの戸締まり』の主題歌になっている『RADWIMPS』の『カナタハルカ』のミュージックビデオが、映画公開前日にYouTubeで公開され、人気を博している(9位:98万再生)。
ジャニーズでは、『なにわ男子』の『ハッピーサプライズ(LIP ver.)』が唯一TOP10入りを果たしている。
音楽動画再生数ランキングTOP20
DISH// official YouTube channel(1位)
9月14日に公開され「NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部の課題曲となった『Reply』以来のランクインとなる『DISH//』。
今回ランクインしたのは、10月20日より放送開始となっている『岡田将生』『中井貴一』主演ドラマ『ザ・トラベルナース』の主題歌『五明後日(ごあさって)』のミュージックビデオ。
俳優でもあるボーカル『北村匠海』がミュージックビデオ全編に出演しており、“生”や“愛”を伝える歌詞を情感たっぷりに歌い上げている。
力強くも切なく歌い上げる北村の表情にも注目すべき作品である。
THE FIRST TAKE(2,8,11位)
2位の動画では、台湾出身のシンガーソングライターである『韋禮安(WeiBird)』が『THE FIRST TAKE』に初登場し、特別にChill R&Bバージョンを披露している。
『韋禮安(WeiBird)』は、高校時代から曲を作り始め、大学生時代に出場したテレビのコンテンストで見事優勝し、2012年に発売されたセカンドアルバムに収録されている『還是會』は、台湾で社会現象になる程の人気を博したドラマ『我可能不會愛你(邦題:イタズラな恋愛白書)』の主題歌にも起用されている、大人気のシンガーソングライターである。
独特の高音が響く声と安らぎを感じる歌声が心地よい動画である。
大人気アニメ『SPY×FAMILY』の第2期エンディングソングに起用されている『yama』の『色彩』が8位にランクイン。
『色彩』は初のオリジナルソングである『春を告げる』でタッグを組んだ、歌手であり作詞作曲家、ボカロPでもある『くじら』との再タッグを組んだ楽曲である。
儚さを感じさせる、透き通るような『yama』の歌声と、ピアノをはじめとしてバイオリンやチェロ、ベースといった弦楽器で編成されたバンドの音が美しく混ざりあう仕様になっている。
先日公開された『UNSTOPPABLE』に続き、再登場となった『キングギドラ』がギタリスト『SUGIZO』とコラボしている歌唱動画が11位にランクイン。
今回披露した『Raising Hell feat.SUGIZO』は11月11日にデジタルリリースされた最新曲で、コメント欄では
先が不透明なこの時代において論争を呼ぶことで「問題提起」をし、人々を覚醒へと促す新作”Raising Hell”が完成。同志SUGIZOを迎え、このThe First Takeから萎縮しきった世の中を揺らしたい
と、本人コメントが寄せられている。
歌詞では「環境問題」や「ネットでの誹謗中傷」など様々な現代問題について触れている。
TBS公式 YouTuboo(3,14位)
毎週火曜日に放送中の『本田翼』主演ドラマ『君の花になる』でボーイズグループを結成している『8LOOM(ブルーム)』の『Melody』のミュージックビデオを公開し3位にランクイン。
ドラマのみのグループではなく、実際にこのグループでデビューを果たしている。
メンバーには若手俳優が多く出演しており、人気TikTokerの『もーりーしゅーと』であり、ダンスボーカルユニット『BUDDiiS』のメンバーでもある『森愁斗』も出演している。
キャッチーなサビと、優しく甘い歌声が印象的な楽曲で、ミュージックビデオの最後に視聴者側に投げかけられる「気をつけて帰れよ」のセリフにキュンとくるファンも多いのではないか。
3位にランクインした『8LOOM』が14位にもランクインしており、着ぐるみで歌って踊る『Come Again』を披露している。
『Come Again』は9月21日にリリースされた『8LOOM』の1stシングル曲で、『TBS公式 YouTuboo』で公開されたミュージックビデオは約270万再生を獲得している。
歌詞と連動する、かわいくもありかっこいい振り付けはが魅力的である。
また、今回の動画では、着ぐるみを着用してのダンスとなっており、可愛さが増す動画になっている。
LiSA Official YouTube(4位)
『THE FIRST TAKE』で披露されたパフォーマンスが、11月7日付の【音楽動画再生数ランキング】で見事4位にランクインした『LiSA』の『一斉ノ喝采』が、今週は自身のチャンネルでミュージックビデオを公開し4位にランクイン。
シンプルだが迫力のある暗闇の中で光るライトの演出は、彼女のパワフルな歌声をより一層際立たせる演出となっている。
キャッチーな前奏、間奏の部分は“ハンドクラップ”、サビは掛け声の演出が組み込まれており、ライブでは盛り上がること間違いなしの楽曲ではないか。
コメント欄は、日本だけでなく、英語やスペイン語、ロシア語など、さまざまな地域からのコメントが寄せられている。
まふまふちゃんねる(5位)
10月10日より放送されているアニメ『クールドジ男子』のオープニングテーマソングである『まふまふ』が作詞作曲編曲を手掛けた『青春切符』のミュージックビデオが5位にランクイン。
爽やかな曲調と、柔らかい高音を奏でるまふまふの声、パステルブルーと白を基調とした映像は疾走感溢れ出す楽曲となっている。
配信等活動休止中にも関わらず、ミュージックビデオを投稿してる『まふまふ』に対し、コメント欄では感謝を伝える投稿が多くみられる。
syudou(6位)
放送中の大人気アニメ『チェンソーマン』の第5話エンディングテーマソングに起用された『syudou』の『インザバックルーム』のミュージックビデオを自身のチャンネルで公開し6位にランクインしている。
リズミカルなサビは、思わず口ずさみたくなる曲になっており、映像も不気味さを表現しており、作品のテイストにもリンクしているミュージックビデオになっている。
動画概要欄では一言「辿り着いた曲です。」と本人からのコメントが掲載されており、この曲に懸ける気持ちが伝わってくる。
『syudou』は来年2023年の4月に幕張メッセでのライブが決まっており、これから勢いを増していくアーティストの1人ではないか。
TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA OFFICIAL(7位)
若者を中心に大人気のバンド『Saucy Dog』のボーカル『石原慎也』を迎えて、11月7日にリリースされた『紋白蝶』のミュージックビデオが7位にランクイン。
『TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA』は初のランクインとなっている。
熱烈な愛を歌う曲だが、アップテンポに管楽器が派手に響き、石原のハスキーな個性あふれる歌声が、明るい応援歌のような楽曲に仕上がっている。
また今回のコラボは、バリトンサックスを担当している『谷中敦』と石原の“5年越しの夢”だったと動画概要欄で明かしており、満を辞したコラボだということがわかる。
曲の感想部分では、小学4年生から高校3年生までの間、所属していた吹奏楽部で担当していた『チューバ』を石原自身も演奏しているレアな姿が見られる。
曲の最後も『TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA』と並び、チューバを演奏している姿は、完全にメンバーの一員となっている。
RADWIMPS(9位)
11月11日より公開となった『新海誠』監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』の主題歌である『RADWIMPS』が歌う『カナタハルカ』のミュージックビデオが9位にランクイン。
「新海誠×RADWIMPS」は、『君の名は。』『天気の子』に続き3作目となる。
ピアノのソロで始まるこの楽曲は柔らかく優しい空気で始まり、サビでは”扉が全国へ繋がっている”ように壮大な広がりを感じさせてくれる展開になっている。
映画をより素敵な作品へと昇華させる楽曲に仕上がっているのではないか。。
なにわ男子(10位)
11月16日に発売される『なにわ男子』の3rdシングル『ハッピーサプライズ』のLIPバージョン(歌詞に合わせて出演者がリップシンクをしているカット)を公開し、10位にランクイン。
オリジナルのミュージックビデオは10月31日付の【音楽動画再生数ランキング】で8位にランクインしており、約455万再生を獲得している(11月7日時点)。
メンバー1人1人の顔を堪能できる贅沢な動画となっている。
また、たくさんの花に囲まれたセットと、パステルカラーを基調とし、リボンをつけた衣装が、メンバーの可愛さを際立たせる演出となっている。
天月-あまつき-YouTube Official Channel(12位)
人気ボーカロイド『初音ミク』を軸としたメディアミックスプロジェクト『プロジェクトセカイ カラフルステージ!』で登場するユニット楽曲『トンデモワンダーズ』を、超人気歌い手『天月』『そらる』『まふまふ』『96猫』『となりの坂田。』がカバーしている動画が12位にランクイン。
本家でも歌っている『+KAITO』が参加している、ゲームのキャラクターが歌うミュージックビデオは、10月31日付の【音楽動画再生数ランキング】で12位にランクインしている。
本家やキャラ歌唱と違い、歌い手ごとの個性が強く溢れており、そんな中でもさりげなくハモリを効かせたりと、レジェンド級の歌い手が集結した、昔からのファンにはたまらない動画となっている。
※この動画は、カバー動画であるがランキング対象とする。
Mrs. GREEN APPLE(13位)
香水をメインに手がける『FITS』の『PARFA TUNE(パルファチューン』というプロジェクトに起用されている『フロリジナル』のミュージックビデオが13位にランクイン。
『PARFA TUNE(パルファチューン』とは、
PARFA TUNE(パルファチューン)は、 FITSが様々なアーティストを迎え入れ、オリジナル楽曲とともにオンリーワンの香水を生みだすコラボプロジェクト。 19世紀にイギリスで発明された「香階」という伝統的な手法をつかって、音を香りで表現します。 香階とは、46種類の香料に、音階を当てはめたもの。揮発性の高い香りは高音に、低い香りは低音に割り当てられ、 和音やオクターブ(高さの違う同じ音)ごとに心地良い香りになるよう設計されています。 19世紀、化学者でもあったイギリスの調香師セプティマス・ピエスによって考案されました。(動画概要欄引用)
というプロジェクトで、第1弾のコラボアーティストとして『Mrs. GREEN APPLE』が起用されている。
映像は、自然あふれるシーンで撮影されており、プロデュースしたオリジナル香水の香りを彷彿とさせるような演出になっている。
Ayase / YOASOBI(15位)
10月2日から本編が放送開始となったTVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主題歌『祝福』の英語バージョン(洋題:The Blessing)のミュージックビデオが15位にランクイン。
オリジナルである日本語版は、10月3日付けの【音楽動画週間再生数ランキング】で5位、10月度の【音楽動画月間ランキング】では3位にランクインしており、現在1360万再生を獲得している(11月14日時点)。
日本語歌詞を英語の歌詞に変換すると、違和感を感じてしまうケースが少なくないが、この楽曲はその違和感が全くなく、おコメント欄でもファンからは称賛の声が多く届いている。
J Storm Official(16,17位)
11月10日に生放送された『ベストヒット歌謡祭』のCM中に披露した『関ジャニ∞』の『勝手に仕上がれ』のパフォーマンスを公開。
11月30日(水)には今年の夏に、日産スタジアムとヤンマースタジアム長居で開催した「18祭」のライブ映像を収めた円盤を発売予定となっており、盛り上がりを見せている。
コメント欄では、
私は現場にいた他界隈のファンなのですが、彼らの盛り上げ方本当にすごいなと感じました👏 帰宅して「関ジャニ∞めっちゃすごかった!さすがやわ」と家族に報告したくらい。 素晴らしいグループですね!
キスマイ担としてベストヒット歌謡祭に入りました。 CM中のほんの2分の間で生演奏で会場を盛り上げて下さりほんっとうに特別な時間でした。周りの他界隈のファンの方もノリノリで会場の一体感が凄かったです😭 関ジャニ∞兄さんありがとうございました!!!
と、関ジャニのファンや、来場者に対する盛り上げに感動しているファンが多く見られる。
11月30日(水)に発売予定で、今年の夏に、日産スタジアムとヤンマースタジアム長居で開催した「18祭」のライブ映像を公開し、17位にランクイン。
今回公開されたのは『がむしゃら行進曲』で、明るい楽曲ながら、強いメッセージ性のある歌詞は、たくさんのファンが勇気づけられたのではないか。
映像からもファンとの一体感を強く感じられる映像になっている。
ジャニーズWEST(18位)
2022年11月23日 発売 の「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice」から『セラヴィ』(shortバージョン)を公開。
この楽曲は、多くの楽曲を手掛けてる『キタニタツヤ』の作詞作曲で、セクシーな雰囲気を持つ楽曲に、エネルギッシュであり色香を感じさせる振り付けがマッチしている。
ライブ映像ならではの臨場感や高揚感も楽しめる動画である。
NiziU Official(19位)
2022年の夏から秋にかけて開催された全国ツアーで披露された『CLAP CLAP』を公開。
福岡や北海道、東京、宮城、愛知と様々な場所で開催された映像を組み合わせているため、髪型が動画内で変わったりと、ライブとはまた違った楽しみ方ができる動画に工夫されている。
SHOW-GO(20位)
日本チャンピオンや、海外の大会でも好成績を収めているヒューマンビートボクサーである『SHOW-GO』がオリジナルの新曲『If We’re ogether』を公開。
心地の良い歌声と様々な特殊音、音程の正確さ、構成など、多くの魅力を孕んでおり、何度も聞いて音を確かめたくなる曲になっている。