宇多田ヒカル、月9ドラマ「君が心をくれたから」の主題歌「何色でもない花」のMVを公開! ”私たちの心の中身は誰にも奪えない”

By wakana / 2024/02/15

歌手の宇多田ヒカルが、自身のチャンネルにて月9ドラマ「君が心をくれたから」の主題歌である「何色でもない花」のミュージックビデオを公開した。

 

一面が氷に包まれた幻想的な空間の中で、宇多田ヒカルが涙を流し華麗に舞い踊る。動画内には、海の表面をスケートのように滑る不思議な表現も含まれ、現実に立ち向かう人間の想いを表しているかのような印象を受けた。

まっすぐな歌詞に込められた想いとは

「君がくれたのは 何色でもない花 ああ そんなに遠くない未来 僕らはもうここにいないけど 」という冒頭の歌詞からは、この曲が表す世界の切ない状況が読み取れる。祈るような宇多田の表情とダンスには、思わず誰もが釘付けになってしまう。

その歌詞に続く「ずっと I’m in love with you」や繰り返される”In it with you”という言葉からは、強く深い愛情が綴られているのだと感じた。ドラマ「君が心をくれたから」に登場する男女の切ない背景と、彼らの愛情の強さがここに描かれているのかもしれない。「私たちの心の中身は誰にも奪えない」という表現にも、二人の特別な関係性や強い意志を感じる。

”何色でもない花”が示すもの

「幻想的で誰もいない、開けた空間で一人の女性が踊り続ける」壮大かつシンプルな表現が、私たちの心にダイレクトに突き刺さる。”何色でもない花”が何を指すかの答え合わせや、宇多田ヒカルが表現する女性のバックストーリーは動画内で具体的には明かされていない。

しかし、鮮やかな色味に個性を持つ花を敢えて「何色でもない」と表現している点に関して、私たちは考えられずにいられない。もしかすると、「君」から受け取った花に色が無かったのではなく、楽曲中の主人公がなんらかの理由によって色を感じなくなってしまったことを示しているのかもしれない。色はドラマの中の1つのキーワードである「五感」にも関わってくるため、今後のストーリーにも注目しながら考察を深めていきたい次第だ。

 

コメント欄では、

言語化できない感情を、言語化してくれる天才

宇多田ヒカルと同じ時代を生きられることが本当に幸せです

20年以上前から、変わる事なく新曲が出る度に天才だと思える唯一の人

などの声が寄せられている。

 

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